確定拠出年金(401K)参考資料
考えませんか、将来のこと
退職後資金はいくら必要か?
老後を夫婦2人で暮らしていくにはいくらかかるでしょうか?個人差はあると思いますが、統計によれば、ゆとりある老後生活には月38.3万円、最低日常生活には月24万円が必要とのことです。例えば老後の必要生活資金を約27万円とすると、現在の公的年金にだけ頼って老後の生活を送るとすれば、平均的なサラリーマンで月5万円程度、個人事業主の場合は月14万円程度の不足が生じてしまいます。不足額に退職から寿命までの月数をかけると、退職後資金として 2,000万円〜3,000万円程度は必要になります。

2,000万円貯めるには?
では退職までに2,000万円を貯めるとしたら、毎月いくら積立てればいいのでしょうか?下表は各年齢で積立てを開始した場合、目標金額を達成するために必要となる毎月の積立額(拠出額)を試算したものです。
運用利回りとして5.0%を想定すると、25歳から積立てを開始した場合、毎月の積立額は1万8千円が必要になります。しかし、35歳になると3万5千円に増加し、開始年齢が遅ければ遅いほど、必要となる積立額が大幅に増加します。
| 目標金額2,000万円のケース | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 運用利回り | |||||
| 開始年齢 | 0.5% | 2.0% | 3.0% | 5.0% | |
| 25歳 | 4.4万円 | 3.3万円 | 2.8万円 | 1.8万円 | |
| 30歳 | 5.2万円 | 4.1万円 | 3.5万円 | 2.5万円 | |
| 35歳 | 6.3万円 | 5.2万円 | 4.5万円 | 3.5万円 | |
| 40歳 | 8.0万円 | 6.8万円 | 6.2万円 | 5.0万円 | |
| 45歳 | 10.7万円 | 9.6万円 | 8.9万円 | 7.6万円 | |
| 50歳 | 16.3万円 | 15.1万円 | 14.4万円 | 13.0万円 | |
| 目標金額3,000万円のケース | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 運用利回り | |||||
| 開始年齢 | 0.5% | 2.0% | 3.0% | 5.0% | |
| 25歳 | 6.6万円 | 5.0万円 | 4.1万円 | 2.7万円 | |
| 30歳 | 7.8万円 | 6.1万円 | 5.2万円 | 3.7万円 | |
| 35歳 | 9.4万円 | 7.8万円 | 6.8万円 | 5.2万円 | |
| 40歳 | 11.9万円 | 10.2万円 | 9.2万円 | 7.4万円 | |
| 45歳 | 16.1万円 | 14.4万円 | 13.3万円 | 11.3万円 | |
| 50歳 | 24.4万円 | 22.6万円 | 21.5万円 | 19.4万円 | |
運用利回りは税金・手数料等控除後の利回りです。ただし、上記は一定の仮定に基づくものであり、その結果の確実性を表明するものではありません。
資産を2倍にするには?
一方、手元に1,000万円の資金があるとして、これを2倍にするために、必要な年数や運用利回りはどれくらいになるのでしょうか?これを簡単に知る方法として『72の法則』を覚えておくと便利です。
例えば、利回りが3%の場合、法則を用いると72を3で割った答えが資産を2倍にするために必要な年数ですから、答えは24年です。もし10年で2倍にしたいと考えるならば7.2%(=72÷10)の利回りで運用する必要があります。
できるだけ早くはじめる方が有利!
『退職後資金として数千万円の資金を貯めるのは楽ではないなあ』と思われましたか?それとも『意外に簡単じゃない』と感じられたでしょうか?いずれにしても長期で運用することがポイントといえそうです。
長期で運用することで、より大きな『複利効果』(利息が利息を生む効果)が得られ、資産残高を増加させることができます。つまり、退職後資金の準備はできるだけ早く始めた方が有利ということであり、まさしく『時は金なり!』です。


