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イベントレポート

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2014年6月21日(土)14:00~15:30

荘司 礼子 (しょうじ れいこ) / カラーアナリスト

似合うピンク色診断
~ご自分がもっともきれいに見えるピンク色を知りましょう~

その人が生まれ持った肌、瞳、髪の色に調和し自分を美しく見せてくれる「似合う色」は顔色をイキイキと華やかに見せ、個々の魅力を最大限に引き出し周囲に好印象を与える効果がある。
今回は女性に人気の『ピンク』にフォーカス。青みのあるピンク、オレンジよりのピンク、淡いピンク、濃いピンク・・・ピンクといっても種類はさまざま。自分に似合う『ピンク』を見つける時間となった。

「4シーズン分類」で自分のカラーをさがす

荘司礼子氏の職業は「カラーアナリスト」。普段の仕事は「その方にもっとも似合う色、輝かせてくれるパーソナルカラーをアドバイス」すること。カラーの他にも、個人によって違いのある骨格を診断し、似合う洋服のラインや素材、柄などを選んだり、年齢によっておすすめのメイクをアドバイス、また筋肉の使い方など形を整えるレッスンも行なっている。
「今日はその中でもみなさんのパーソナルカラーを、ピンクに特化して診断していきたいと思います」
「ピンク」と一口に言っても、実はいろいろな「ピンク」がある。オレンジっぽいサーモンピンクやアプリコットピンクもあれば、ピーチっぽいものや、コスモスの花のようなエレガントなピンク、あるいはくっきりとしたショッキングピンクなどもある。
「自分に似合うピンクがわかると、洋服はもちろん、チークやリップもどの色を使えばいいのかがわかってきます。もし重たく見えるようなものを使っていたとしたら、ほっぺたが下がって見えてしまう。明日からは違う色を使って透明感のある肌になりましょう」
パーソナルカラーの診断の基本となるのは「4シーズン分類」。春、夏、秋、冬といったイメージで分けられたカラーは、春と秋が「黄色が入っているイエローベースのグループ」で、夏と冬が「青味が入ったブルーベースのグループ」。もちろん、どのシーズンにもピンクは入っている。春と秋では、よりクリアな明るい色。春は花壇のようなイメージ。対して秋はアースカラーがメイン。和服の色などにも用いられることが多いこのグループの色は日本人が好きな色だという。夏は全体的に「初夏の梅雨空の下の紫陽花」といったイメージ。グレーが混じった水色ややわらかなピンクは、確かに紫陽花を想起させる。冬に目立つのはモノトーン。それにプラス、「シクラメンのようなショッキングピンク」や「クリスマスカラーの赤や緑」など、くっきりした色が含まれている。
「簡単に言うと、春と秋はあたたかい感じ、夏と冬はすっきりとしたシャープな感じ。今日はピンクも春・夏・秋・冬それぞれのテストカラーを持って来ましたので、それを合わせて、まずは自分がイエローベースかブルーベースかを知っていただきましょう」

色を変えるだけで顔の印象にも変化が

会場にはリップやネイルのサンプルも豊富に用意。実際に当ててみることで診断結果を確かめることができる。チークなどの化粧品はピンクといっても半分はオレンジ系。「比べてみるとおもしろいですよ」と荘司氏。また、自分がイエローベースかブルーベースかがわかれば、化粧品だけではなくアクセサリーもシルバー系かゴールド系、どちらが似合うのかが見えてくるという。
セミナーはカラー診断に関する一通りの説明が終わったところで診断を開始。集まった8名の女性には順々に鏡の前に座ってもらい、用意したテストカラーのドレープ(布)を胸に当て、顔や肌に対する効果を確かめていきながらそれぞれのパーソナルカラーをアドバイスしていただいた。
「それでは1人目の方から始めましょう」
全員の視線が集まる中、若干緊張気味で鏡の前へ。そこに次々とドレープを当ててみる。
「はい、まずは夏のイメージから。次は秋のイエローピンク。こうしてみるとなんだかイメージが変わりますよね」
言われてみると、色を変えただけで顔のイメージが変わってくる。
「ショッキングピンクはどうですか」
「うわー」
派手なショッキングピンクはたいていの人が「普段は着ない」か「着たことのない」色。ただ、思いきって当ててみると目力がアップして見えたりもする。
「ブルーベースだと全体的にお化粧したような感じになりますね。肌がきれいみえるのはイエローベースですけど、ちょっと寂しい感じもします。いちばん合うのはブルーベースの夏の色ですね。アクセサリーはシルバー系を選ぶといいですね」
荘司氏のアドバイスは実に的確。このときに見ているのは「肌と瞳と髪の色」。パーソナルカラーは、これに調和するグループを見つけるのが原則。色によっては顎がまるく見え「かわいい感じ」や「若い感じ」になったり、鼻が高く見えたりもする。似合う色は、「自然と肌に艶感を出し、顔に立体感を与えてくれます」。

自分を元気にしてくれるパーソナルカラー

次々と進んでゆく診断。いつもは何色を好んで着ているか。何色が好きか。聞いていると、さすがに女性は自分に合う色がわかっている人が多い。もちろん、好きな色と合う色が違う場合もあるが、多少ならばチークやリップの色を変えたり、髪の毛を明るい色に染めたり、あるいは他の色とかけあわせてみたりと、工夫次第で調節できる。こうしたパーソナルカラーは、通常の買い物などではなかなかわからないもの。参加者の口からは「お店に行くとどの色も似合うと言われる」、「ショップは照明がすごいから、家に帰ってみるとイメージと違っていたりすることがある」、「買っても結局使わなくて最後は悔しい思いをする」、「今までリップを何十本買い替えたことか」と悩みや失敗談が……。その点、一度でもこうした診断を受けていれば間違うことはなし。「買ったけど着ない洋服」や「減らないリップ」が部屋にたまることもない。
全員の診断が終了し、講師を囲んで記念撮影。最後は荘司氏に「夢」について尋ねてみた。
「パーソナルカラーや骨格診断を通して女性を元気にしたい。それが私の夢です」
自分の色がわかれば、「今までと色に対する見方が変わってきます」。日常生活の中でも服選びでも「これは私のピンクだわ」と思う色に出会うだけで、人は楽しくなったり自信がついたりする。骨格にしても、自分がコンプレックスに感じていた部分の見せ方がわかると「自分が好きになってくる」という。
「メイクも同じ。わかってくると人前に出ることが楽しくなるし、元気になれるものですよね」

講師紹介

荘司 礼子 (しょうじ れいこ)
荘司 礼子 (しょうじ れいこ)
カラーアナリスト
外資系航空会社の客室乗務員、地上職員として勤務後、カラーアナリストへと転身。2011年Colorful Spirit主宰。パーソナルカラー、骨格診断、メイクアドバイス、色彩心理によるカラーセラピー、身体と心に必要な色のカウンセリングを通して色を使う事の楽しさ、必要性をわかりやすく伝えている。また、色で遊びながら子供の集中力、想像力、コミュニケーション力という生きる力を養う色育(いろいく)を広げる活動にも力を注いでいる。
≪活動実績≫自宅、出張にてパーソナルカラー診断、骨格診断、メイクレッスンを開講。企業(第一生命)、スポーツクラブ(ルネサンス他)での似合う色診断。パーソナルカラーを基本としたブライダルスタイリストとしてホテル、ブライダルサロンなどでも活躍。
≪資格≫文部科学省後援 AFT1級色彩コーディネーター、日本色育推進会認定 色育アドバイザー