スルガ銀行 Dバンク支店

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イベントレポート

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2015年10月31日(土)14:30~16:30

スルガ銀行 大島 /

手作りフェルト小物教室

大好評のフェルト小物教室、2回目の開催決定!今回は、2013年に世界遺産に登録され、スルガ銀行とも所縁の深い、富士山のメモスタンドを製作。2回目の今回も講師を務める大島が、富士山をポップに可愛くアレンジし、大事な方へのメッセージを挟むメモスタンドとして、デザインした。もちろん、前回同様、作っていただいた作品は持ち帰ることができる。大切な人のイニシャルや、自分のイニシャルを刺繍しても。
第2回のフェルトを使ったおもちゃ(フェルトーイ)づくりのセミナー。1回目のフェルト教室に参加していない方も多数ご参加いただいた。

中学生から男性まで、幅広い層の参加者が集まる

7月に開催されたd-labo湘南「手作りフェルト小物教室」。手芸を趣味とするスルガ銀行の大島が講師となり、「フェルトでスイーツを作ろう」ということで、マカロンとドーナツを製作し、好評を博した。2回目となる今回は、富士山をモチーフにしたメモスタンドに挑戦する。

土曜日の開催とあって、会場には中学生から、「孫に作ってやりたくて」というベテラン主婦、恋人と一緒に参加した男性まで、幅広い層の参加者が集まった。

「スルガ銀行のトレードマークでもある富士山をモチーフにして、フェルト小物を作ってみたいと思い、デザインしました。マカロンやドーナツのフェルト小物は、ただ飾っておくだけではなく、お子さまのおもちゃとしても使えることを考えると、富士山も実用性のあるものがいいのでは…ということで、メモスタンドに。今日は、ピンクとブルーから、好きな色を選んで、お一人さまおひとつずつ、作っていただきます」

テーブルの上には、針と糸、ボンドなどが用意されている。ペットボトルのフタを利用した針山は大島の手作りだ。針の扱いや、ボンドの共用などについての注意点を説明後、早速、メモスタンド作りがスタート。前回同様、使用する材料は、あらかじめ裁断し、キットにしてある。

最初に、富士山の底にあたる部分を作る。丸くカットしたフェルトに、少し小さめにカットした厚紙を、ボンドで貼り付ける。

次に、富士山の胴体部分に、雪に見立てた白いフェルトを付ける。ボンドで仮留めした後、白いフェルトの縁を白の糸で“かがり縫い”していくのだが、このあたりから、作業のスピードに差がつき始める。「かがり縫い」と聞いてすぐに縫い始める人もいれば、しばらく縫った後で「かがり縫いって、こうでいいんですか?」「それは“なみ縫い”ですね」「ええー!」という会話をしている参加者もいて、和気あいあいとした雰囲気が広がっていく。

参加者のアイディアで富士山がどんどんユニークに

雪の部分を縫い付け終わったら、中表にして円柱形にし、両サイドを“巻きかがり”して、胴体部分を作る。表側から縫い糸が見えないように、さらに縫い代にも無駄が出ないように、と、気を使う部分だ。

「余裕のある方は、イニシャルとか、ハートマークとか、刺しゅうを入れてもかわいいですよ。今回は刺しゅう糸をご用意していないので、縫い糸を二本どりで入れてください」

イニシャルのほか、雪の白い部分にワンポイントを入れたり、かわいいイラスト風の刺しゅうを施したりと、それぞれが工夫を凝らして、オリジナルの富士山が出来上がっていく。なかには、地のブルーとの境目部分の白いフェルトを針先で毛羽立たせてふわふわにさせ、雪っぽく見せる上級者も。大島も「そんなアイディア、思いつきませんでした!」と感心しきり。

胴体が出来上がったら、ギュウギュウとワタを詰め、フタをするようにして底の部分を“巻きかがり”で縫い付ける。さらに、真ん中に穴を開けた丸いフェルトで上も“巻きかがり”でフタをし、メモなどを挟むクリップが付いたピンを刺して、ボンドで留めて完成。

早々に出来上がった人もいれば、まだまだ胴体部分を縫い合わせ中の人、仕上がりがちょっと…と、糸を取って縫い直す人も。

終わった人は、会場のテーブルの上に並ぶ大島のフェルトーイ(フェルトで作ったおもちゃの造語)作品を、手に取って眺めたり、写真撮影をしたり。「3日かかった」という大作の、人形用ドレスのほか、野菜やお寿司、ロールケーキ、ピザまで、見ているだけで思わず笑顔になるような、かわいい小物がいっぱいだ。「私も作ってみよう」と、さまざまな角度から写真を撮っている参加者もいた。

最後には、参加者の個性を反映した世界にひとつのメモスタンドが出来上がり、全員が笑顔に。それぞれに針を動かしながらおしゃべりすることが、気分転換にもつながったようだ。

次回作は何にする?目指すは第3回の開催

休日に趣味で作ったフェルト小物の写真を個人のFacebookに載せていたところ、「d-laboでお客さまと一緒にやってみては」と声がかかり、講師を務めることになった大島。初回は、予定の2時間では完成しなかった人が多かったことを受け、「今回は“2時間で終わる”ものにしよう」と、初心者でも作りやすく、かつ、作りがいのあるデザインにこだわった。

「前回は平日の開催でしたが、今日は土曜日の午後ということで、参加者の方々の顔ぶれも異なり、違った楽しさがありました。前回参加してくださったお子さま連れのお母さま方から『平日また開催してください』と言われたのも嬉しかったです」

夢は、「このフェルト教室のファンを増やす!」こと。次回はどんなフェルトーイが登場するのか、楽しみである。

講師紹介

スルガ銀行 大島