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イベントレポート

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2015年12月9日(水)10:30~12:30

スルガ銀行 麻生 / JHS認定ハーブインストラクター資格保有

クリスマスリース手作り教室~フレッシュハーブを使って~

疲労回復、安眠、ダイエットなど、様々な効能があるといわれているハーブ。料理やティータイムに利用されるだけでなく、小物作りのアクセントや香りづけにも広く利用されており、近年さらに身近な存在となっている。本セミナーでは、そんな今人気のフレッシュハーブを使って、クリスマス用のリースを手作りした。

フレッシュハーブの心地よい香りに癒される

フェルト小物作り、書道教室と、スルガ銀行社員が講師を務めるd-labo湘南のセミナーシリーズ。今回は、ハーブインストラクターの資格をもつ麻生が、フレッシュハーブを使ったクリスマスリース作りをレクチャーする。

「クリスマスリースというと、一般的にはモミやヒバの木を使ったものが多いのですが、フレッシュハーブを使うと、香りも一緒に楽しむことができます。円形のリースには、幸せや永遠を願う意味があり、魔除けにもなるといわれているので、ぜひ、お家に飾っていただきたいと思います」

3つずつ向き合わせに並べたテーブルには、リースのベースと、たっぷりのフレッシュハーブが用意されている。ローズマリー、丸葉ユーカリ、レモンバーム、ペパーミント、タイム、マートル、サントリーナ、セージ、ラムズイヤーといった、香りも形もさまざまなハーブは、見ているだけでも楽しい。麻生は、ひとつひとつ手に取って、名前とともに効能を紹介していく。

「ローズマリーやタイム、セージなどは料理にも使われます。お馴染みのラベンダーは、葉っぱをご用意しました。ラムズイヤーは、その名の通り子羊の耳のようにふわふわした綿毛に覆われていて、ドライになったときに白っぽくなるので、アクセントに使うといいですよ」

トウガラシ、マツボックリや、クラフト用のシナモンやスターアニス(八角)、スズメウリという小さなウリ、センダンの実なども仕上げのアレンジ用に用意されていて、参加者は好みのものをピックアップ。材料をひととおり目の前にそろえて、リース作りにとりかかることとなった

個性あふれるクリスマスリースが次々と

まずは、リースのベースとなる台に、フレッシュハーブを差していく。ローズマリーのような長いものは、4~5cmにカットしてから差すのだが、参加者がハサミを入れる度に、d-labo内がハーブの香りで満たされていくのが心地いい。

「ハーブは、全体に同じくらいのボリュームで付けてもいいですし、上の方だけ、下の方だけ、と、アシメトリーにしてもいいです。まずはベースをハーブで埋めてから、後でアクセントを付けるようにすると、バランスよく仕上がります」

しっかり編んであるリースの台に、柔らかなハーブを差し込んでいくのは、なかなか骨が折れるようで、参加者は「難しい」「どのくらい付けたらいいのか想像がつかない」などと言いながら、手を動かし続ける。大きめのハーブを全体に差してから、タイムやセージ、マートルなど、小さな葉っぱをあしらっていくパターンがやりやすいようで、だんだんと、どのハーブ台もにぎやかになっていった。

「差しにくい場合は、ハーブを束にして、ワイヤーで結んでから付けてもいいです。リボンなどを使って花束風にしてもかわいいですね」

麻生もテーブルをまわりながら、「素敵ですね! バランスもいい」「このあたり、もっと足してみては?」とアドバイス。参加者同士も、互いの作品を見せ合いながら、「かわいいですね」「この飾りは何ですか?」とコミュニケーションを楽しんでいる。迷うことなく黙々と作業する人、きっちりと几帳面にハーブを差していく人、大胆にアレンジしていく人、と、性格が出るのか、進め方も人ぞれぞれである。

スタートから1時間が経過する頃には、そろそろ完成に近づき、仕上げにかかり始める人も出てきた。

用意された同じ素材を使っていても、作品は、どれもまったく違った表情になった。若々しいリース、シックな印象のリース、華やかなリース、かわいさがあふれるリース。ボリュームのあるもの、シンプルなもの。色合いも、ほぼグリーンだけの大人っぽいものから、トウガラシやピラカンサスの実などの赤を効かせてポップに仕上げたものまで、個性豊かな、世界にひとつだけのリースが出来上がっていく。

多種多様なハーブに親しむよい機会に

「出来上がったリースは、ドアや壁に飾ってもいいですし、テーブルの上に置いて、中央にキャンドルを立ててみてもおしゃれですよ。飾っておくうちに乾燥して、ドライハーブになっていくので、長い期間楽しむことができます」

全員のリースが完成したところで、作品を手に、集合写真を撮影。リースとともに笑顔もずらりと並んで、終始、楽しいセミナーとなった。参加者からは、「ハーブの香りに癒された」、「トウガラシは魔除けにもなるからいい」「香りでよく眠れそうなので寝室に飾りたい」といった感想が。ママとおばあちゃんと一緒に参加した小さな女の子は、出来上がったリースを両手に持ち、穴から顔を覗かせて、参加者やスタッフを、さらに笑顔にさせてくれた。

講師を務めた麻生も、「楽しんでいただけてよかった」とホッとした表情に。「あっという間の2時間でしたが、個性的なリースがたくさん出来ました。実は、今回使ったフレッシュハーブは、私がハーブを学んでいる先生の畑で栽培されたものなんです。お店などではなかなか手に入りにくいものも含めて、たくさんの種類のハーブをご用意することができたのも、よかったと思います。これをきっかけに、ひとりでも多くの方にハーブに親しんでいただければ嬉しい」

「老後の楽しみに」というつもりで、趣味でハーブを学んでいると話す麻生は、「いつか人の集えるハーブ園を作りたい」と夢を語る。「そして、そのハーブ園で、今日のような教室を開くことができたらいいですね」

講師紹介

スルガ銀行 麻生
JHS認定ハーブインストラクター資格保有