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イベントレポート

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2015年12月22日(火)10:30~12:30

スルガ銀行 大島 /  

手作りフェルト小物教室

大好評のフェルト小物教室!クリスマス前の今回は、ツリーのオーナメントにぴったりの「オリジナルクリスマスリース」を、フェルトを使って作成。クリスマスは、自宅での飾り付けも楽しみの一つ。カワイイ小物を手作りできたら、きっと楽しさも倍増するはず。クリスマスプレゼントとして、大切な人へ心を込めて贈るのもおすすめだ。リースの表のデザインは、参加者自身で飾りを選んで、オリジナルのレイアウトに挑戦した。

いろんなパーツを使ったオリジナル作品を

d-labo湘南恒例となった、スルガ銀行社員の大島が講師を務める「手作りフェルト教室」。第1回はマカロンやドーナツを、第2回は富士山をモチーフにしたメモスタンドを作り、それぞれ好評を博したが、3回目となる今回のセミナーで大島がこだわったのは、「オリジナルの作品を作っていただく」こと。キットになった材料で見本のとおりに作るだけではなく、参加者が自由なデザインでアレンジできるように、と、あえてベースは、直径10cmほどのドーナツ型のフェルトを2枚縫い合わせるだけの、シンプルな作りにした。

「まずは、表側になるフェルトの表面に、ビーズやリボンなどで飾り付けをします。小さく切ったフェルトを縫い付けたり、糸で刺しゅうをするなどしてもいいと思います。皆さんのオリジナル作品を楽しみにしています!」

テーブルの上には、花型のビーズやビーズ玉、キラキラ輝く星型、蝶型のパーツ、レースを小さく切ったもの、大小のアクリルパーツやリボンなど、クリスマス気分を盛り上げる飾りがたくさん用意してある。刺しゅう糸もカラフルな色で揃えられ、参加者は「これかわいい!」「私これ付けてみよう」と、自由に選んでいった。

まずは、ドーナツ型に切り取られたグリーンのフェルトの上に、選んだパーツを置いてみる。場所をあちこち移動してみたり、パーツを加えたり外してみたりしながら、デザインを考えていく。パーツをそのまま使うだけではなく、たとえばレースとビーズを組み合わせて立体的な花のようにするなど、それぞれにアイディアが生まれていった。大島も、参加者の間をまわり、「かわいいですね!」「キレイ!」などと声をかけながら、パーツのバランスや色についてアドバイスする。

デザインが決まったら、針と糸を使ってパーツをひとつひとつ縫い付けていく。ひと目ひと目丁寧に縫い付ける人、ササッと簡単に留めていく人と、ここでも個性が出る。はじめに「皆さんのオリジナル作品を」と大島が言ったときには「できるかな」と戸惑っていた参加者もいたが、今では全員が、自分でアレンジすることを楽しんでいた。

フェルトを縫い付けてリースが完成!

フェルトの飾り付けが終わったら、もう1枚のフェルトと縫い合わせる。緑色の糸を1本取りにして巻きかがりしていくのだが、穴になる部分がなかなか縫いにくい。

「マチ針で留めて、二つ折りにして縫ってみてください。常に同じ方向から針を通すようにすると、きれいに仕上がりますよ。糸がパーツに引っかかりやすいので気をつけてください」

外側は、4分の3ほど縫ったところで、中綿を詰めていく。端を結んで輪にした毛糸も挟み込んで、引っ掛けられる仕様にする。縫い目の間隔や綿の量についての質問も挙がった。

パーツを並べていたときは賑やかだった参加者たちも、一転、黙々と手を動かしている。ここにきて「やっぱりもうちょっと付けよう」と、パーツを足す人も。

「あ!やっちゃった!」と言う声に、何事かと目を向けると、「毛糸を挟むのを忘れちゃった」と、がっかりする参加者。「後側に付けてもいいですよ」と言う大島に、「いや、やり直します」と答えて、糸を抜いての縫い直しを始めた。「きれいに仕上げたい」という思いがあってこそのやり直しだ。

完成までの所要時間に個人差もあったが、予定していた2時間で、全員がオリジナルリースを仕上げることができた。最後は、テーブルに作品を並べて鑑賞会。「これかわいいですね!」「すごく丁寧!」などなど、楽しそうな声が上がった。

みんなで作る楽しさを体験してほしい

「皆さん、すごく素敵な作品ばかりで、びっくりです」と、3回目のフェルト教室を無事終えた大島が感想を述べる。「フェルトのリースは、毎年飾れるので、今年だけでなく、ぜひ来年も、その次も飾ってください」

キットを使って全員で同じものを作るのではなく、そこにそれぞれのオリジナリティを加えていくことで、作品はより思い出深いものとなる。今後も、刺しゅうなどによって、参加者が個性を出すことができるフェルト作品を考えていきたい、と、次回への豊富を語る。

「ひとりで作るのも楽しいですが、みんなで一緒に作るのもまた、違った喜びや刺激があります。ひとりでも多くの方に、もの作りの楽しさを体験していただければ嬉しいです」

講師紹介

スルガ銀行 大島