特集
2014 Oct.2
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.47
島から島へ!
“アイランドホッピング”で島を堪能する新しい旅のカタチとは?
離島を転々と周遊する、“アイランドホッピング”という旅の方法があるのをご存知ですか?日本ではあまりなじみのない言葉かもしれませんが、「各国の島々を巡る旅」と聞けば、目を輝かせる人も多いはず。世界には、数えきれないほどの島がありますが、現実的には、交通機関や宿泊施設などの面から考えて、周遊できる島の選択肢は絞られてきます。今回は、そんなアイランドホッピングの事例を2つ紹介したいと思います。

ミクロネシア連邦とマーシャル諸島で美しい海を堪能

グアムとハワイ・ホノルルを結ぶ航路でアイランドホッピングができるのが、ミクロネシア連邦とマーシャル諸島の島々です。
同路線は、アメリカのユナイテッド・エアラインが運行し、ミクロネシア連邦のウェノ島、ポンペイ島、コスラエ島、マーシャル諸島のマジュロを巡ることができます。
各メディアに取りあげられ、ここ数年ですっかりメジャーとなったジープ島への玄関口で、日本軍が駐屯した跡がそこかしこに残るウェノ島。熱帯雨林など大自然と水上遺跡「ナン・マドール」を堪能できるポンペイ島。サンゴ礁が広がる素晴らしいダイビングや無垢な大自然を体感できるのがコスラエ島。そして、マジュロは巨大なラグーンが旅情をそそるマーシャル諸島の首都。
そのすべてに滞在してもいいし、どこか1つの場所に腰を据えるのも悪くないかもしれませんね。
カリブ海で多彩な文化を味わいたい

カリブ海に浮かぶ西インド諸島には、さまざまな国が所狭しと並んでいます。
バハマ、キューバ、ジャマイカ、ドミニカ共和国、セントクリストファー・ネイビス、バルバドス、トリニダード・トバゴ……。アメリカのアメリカン航空やデルタ航空のみならず、カリビアン航空、リアット航空、島によっては欧米からのLCCも発着するので、そのバリエーションはミクロネシアの比ではありません。
たとえば、カリブ海東部にあるアンティグア・バーブーダ。その首都セントジョンズがあるアンティグア島は、300を超す美しいビーチがあり、観光客の受け入れに熱心で食事もおいしいと評判の観光地。
もちろんキューバやレゲエサウンドあふれるジャマイカなどの大きな島も、独自の文化があり、ほかでは味わえない体験が待っています。一生に一度は、カリブ海でアイランドホッピングに挑戦してみたいですね。
アイランドホッピングは、忙しい日本人に相性がいい旅の方法とも言われています。見どころがギュッと濃縮された小さな島は、1泊2日という短時間でも十分にその魅力を享受できるからです。
アイランドホッピングができる地域は、ここで紹介した以外にも、地中海や東南アジア、日本でも瀬戸内海や伊豆諸島などがあります。自分に合わせてアレンジしたアイランドホッピングに出かけてみてはいかがでしょうか。