特集
2015 Feb.19
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.65
旬な女性は、口元美人!
今すぐぽってり唇になるための「3つの魔法」

メイクアップアーティスト・山本亜矢さん
石原さとみ、綾瀬はるか。みずみずしい美しさを放ち、皆から愛される女性たちの共通点。それは「唇がぽってりとして魅力的なこと」です。乾燥で唇がカサつきがちな冬、どうしたら口元の潤いとプルプルを保てるのでしょうか。色っぽい唇を演出する3つの方法を、メイクアップアーティストの山本亜矢さんに教えてもらいました。
普段の口元メイクにひと手間!いかに「立体感」を作るかがヒント
「唇にポイントを持ってくるメイクは、ここ最近のトレンド。赤やボルドーなど深みのある色のルージュで強調する方法も流行っていますが、石原さとみさんを目指すなら『薄めのピンク』が鉄板です。ツヤツヤのグロスも欠かせません」
そう話すのは、女性の美をナビゲートするメイクアップアーティスト・山本亜矢さん。山本さんによれば、単純にピンク色のルージュやグロスを使うだけでなく、唇に立体感を作ることが重要なのだそう。では、具体的に、どうしたらよいのでしょうか。
魔法1 リップクリームは、唇ジワに沿って縦に塗りこむべし!
「土台となる唇が潤っていることは、立体感のある唇を演出するための必須条件です。唇の保湿といえばリップクリームですが、塗るときに横にすべらせていませんか?これを縦方向に塗りこむのが1つめのポイント。シワに沿って塗り、保湿成分をしっかりと浸透させましょう。時間があるなら、手軽にできるセルフケアを。たっぷりとリップクリームを塗りこんで、そのまま唇にラップをして10分置くと、ぽってりとした唇になりますよ。リップクリームではなくハチミツを使うのもオススメ」

魔法2 上唇のラインに「白色の隠しライナー」を使うべし!
「リップクリームを塗ったら、口紅を塗る前にひと手間を。白色のリップライナーを、上唇のM字のきわに、1mmオーバーさせて引きましょう(写真の白色部分)。その上から、白いラインがかすかに見えるように口紅を塗ると、唇がぽってりと立体的に見えます。白ライナーを濃く描くと不自然になってしまうので、サッと薄く引くのが鍵。真っ白のライナーよりも、パールホワイトやホワイトベージュを使うと、より自然になります」

魔法3 ベージュ色の口紅を下地に、上からピンク色を重ねてグラデをつけるべし!
「唇に立体感を演出する最後のポイント。それは、口紅の色にグラデーションをつけることです。
- まずは、ベージュ色の口紅やリップライナーを下地のように唇全体に塗り、もともとの唇の赤みを消します。
- その上から、薄いピンク色のグロスを唇全体に覆います。ベージュ色の下地に薄ピンク色をのせることで、柔らかく、透明感の溢れる口元になります。
- 最後に、唇の中央部分に濃いピンク色のグラスをぽんぽんとのせ、馴染ませます。
これで、ぽってりとした可愛らしい唇の完成!ベースメイクをするとき、ハイライトやチークを使って顔色に奥行きを作りますよね。唇も一緒です」
ぽってりとしたみずみずしい唇を生み出すためには、一にも二にも立体感を作ることが肝心。これまで一色の口紅しか使っていなかったという人は、手持ちのライナーや口紅で、ひと工夫してみてはいかがでしょうか。

Information
- 山本亜矢(やまもとあや)氏
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メイクアップアーティスト
ブライダルを中心に、数多くのヘアメイクを手掛ける。「女性をヘアメイクで美しく、幸せにする」がモットー。内側からキレイを目指し、ヨガ講師としても活躍中。