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2017 Apr.27
〈開運〉で夢をつかもう!!d-laboパワースポット女子部 Vol.37

〈虎ノ門金刀比羅宮〉
“運を掌る”神に参拝。乙女チックな良縁祈願も!

松陰神社

「金運だけじゃ物足りない!!」という、欲張り(?!)な女子が「d-laboパワースポット女子部」を結成。大開運を目指して、寺社仏閣や不思議スポットを巡ります。

都心に鎮座する虎ノ門金刀比羅宮には、“海上守護”“商売繁盛”などの御神徳があり、日々、多くのビジネスパーソンが参拝に訪れると言います。そして御祭神である金刀比羅大神は、“運を掌る(つかさどる)神”との伝承も!また、摂社の「結(むすび)神社」では、江戸時代から続く乙女チックな“縁結び”祈願法が。良縁を願う人もお見逃しなく…!

「天狗がいる」と江戸庶民が噂するほど、
畏敬の念を集めてきた虎ノ門金刀比羅宮

虎ノ門金刀比羅宮 鳥居

虎ノ門金刀比羅宮があるのは、東京メトロの銀座線「虎ノ門駅」から徒歩1分の場所。高層ビルが立ち並ぶ、オフィス街の一角です。

虎ノ門金刀比羅宮 御朱印帳

この地の名になっている虎ノ門とは、江戸城三十六城門の1つのこと。江戸時代もやはりこの一帯は栄えており、その様が数々の浮世絵に描かれています。同宮の御朱印帳には、歌川広重『江戸名勝図会』「虎ノ門」に描かれた同宮の様子が。当時の縁日(毎月10日)は、多くの商人や参拝客で賑わったそうです。

ところで、金刀比羅宮といえば、長い長い階段を登って参拝する、「こんぴらさん」こと香川県の金刀比羅宮を思い浮かべる人も多いはず。同宮に祀られているのは、その御分霊です。

江戸時代、讃岐国丸亀藩主であった京極氏が、江戸の藩邸内(芝・三田)に、故郷の神として祀ったのが同宮の起源。江戸城の裏鬼門であるこの地へと移されたのも、同じく江戸時代のこと。その頃も、同宮は京極氏の藩邸内にあったのですが、江戸庶民の熱烈な要望から、毎月10日のみ、邸内への参拝が許可されることになったそうです。

虎ノ門金刀比羅宮 御朱印

御朱印には、丸金の表紋の隣に、天狗の持つ葉団扇の紋があります。これは、江戸庶民が「虎ノ門の金刀比羅宮には天狗座す(まします)」と噂したことに由来する陰紋。古くから、人々が畏敬の念を持って同宮を参拝していたことがよくわかります。

虎ノ門金刀比羅宮 参道虎ノ門金刀比羅宮 参道

江戸時代は10日のみでしたが、もちろん現在は、いつでも参拝可能!我々も、正面鳥居から境内までのスタイリッシュな参道に驚きつつ境内へ…。

江戸時代から残る“四獣の銅鳥居”をくぐり、
“運を掌る”御祭神に参拝!

虎ノ門金刀比羅宮 鳥居浮世絵

参拝前に見逃せないのが、社殿前の銅鳥居。先に紹介した浮世絵をよーく見ると(左下)、同じ鳥居が描かれています。

青龍と玄武朱雀と白虎

実はこの銅鳥居、大変珍しいものなんです。左右の柱上部に施された、見事な四獣の彫刻に注目を。四獣とは、四方を守護する霊鳥霊獣のこと。東は青龍、西は白虎、南は朱雀(鳥の姿)、北は玄武(亀に似た姿)という具合に、それぞれの方角を守っているわけです。いかにも江戸っ子好みの派手なつくり…!

江戸時代からこの鳥居をくぐって多くの人々が参拝した…と想像すると、神聖な気持ちになるはずです。

虎ノ門金刀比羅宮 社殿虎ノ門金刀比羅宮 社殿

社殿は、戦火で消失したため昭和26年に再建された、檜の権現造り。

“殖産興業”“招福除災”“開運福徳守護”など数々の御神徳で知られる同宮ですが、御祭神である金刀比羅大神は、「天神地祗八百万神の中で運を掌る(つかさどる)神である」とも言い伝えられる神様です。

虎ノ門金刀比羅宮 お守り虎ノ門金刀比羅宮 仕事御守

同宮の表紋・丸金も、とっても縁起が良さそう…!海外からの訪問者にも好評とか。場所柄、名刺入れにも入るカード式の「仕事御守」をいただく参拝者も多いそうです。

1月の初こんぴら祭では七福神、
10月の大祭では、おかめ&ひょっとこが境内に

初こんぴら祭おかめひょっとこ民謡行列

普段は、出勤前や退社時間、昼休みなどにとくに賑わう同宮ですが、1月10日の初こんぴら祭と、10月10日の大祭時には、さらなる賑わいをみせます。

初こんぴら祭では、レアな七福神の行列が参道を練り歩き(写真)、露店が出店。大祭では、「おかめひょっとこ民謡行列」(写真)を見ることができます。どちらも見るだけで、運気が上がりそう…?!

福銭開運

元日から初こんぴらの1月10日までは、数量限定で「福銭開運」の授与も行なわれます。古くからある同宮オリジナルの御神符で、添えてある福銭は当宮御神紋が丸金であることから財宝の表象として、尊ばれているのだそうです。

「結神社」では、赤い糸を結び“良縁祈願”。
江戸時代から続く、乙女チックな風習

結(むすび)神社

社殿横にある「結(むすび)神社」へも、ぜひ参拝を。こちらはその名のとおり、女性への“縁結び”の御神徳が!

良縁祈願の赤い紐良縁祈願のお守り

江戸時代の女性たちは、この神社の前で自分の黒髪の一部を切り取り、あるいは折り紙を持参して、社殿の格子や周囲の木々に結びつけて、良縁祈願を行なったそうです。

授与していただける「良縁祈願セット(赤い紐・お守り)」は、そんな古い風習に習ったもの。同宮によれば、ここで祈願した後、幸せを掴んでお礼のお参りに訪れる参拝者もいるとか…!我々も、赤い紐に運命を託してきました。

運試しの結果は、ココから運気上昇!?
境内の緑&水に癒されて、参拝終了。

スクラッチおみくじ

参拝後はやはり、毎回恒例の運試しタイム。スクラッチは5枚ともハズレでしたが、おみくじは中吉!「このクジ運の方はまもなく『大吉』にかはる 心落つけて諸事に当るべし(原文ママ)」と、うれしい言葉が記されていました。

そんなわけで今回の参拝は、パワースポット女子部員にとって、「運気上昇させるべく、今日からしっかり歩いて行こう…!」と、やる気が高まる参拝となりました。

虎ノ門金刀比羅宮 手水舍虎ノ門金刀比羅宮 社殿

木々が茂り、清らかな水に溢れる同宮は、高層ビルの狭間のオアシスでもあります。ベンチが多く、昼時には休憩に訪れるビジネスパーソンも。願いがあるときはもちろん、ちょっとした癒しタイムを過ごしたいときにも、参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

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虎ノ門金刀比羅宮

御祭神は、大物主神(オオモノヌシノカミ)と崇徳(すとく)天皇。大物主神は、大和の三諸山(三輪山)にお祀りされた神様で、後に讃岐国の金刀比羅宮(本宮)に顕現されたとされる(=金刀比羅大神)。また、『日本書紀』では大国主神の異称として、『古事記』には大国主神の和魂(にぎみたま)という名で記されている。ご神徳は、今回ピックアップしたもののほか、殖産興業、大漁満足、五穀豊穣、招福除災など。

住所:東京都港区虎ノ門1-2-7
電話:03-3501-9355