Job-labo file 8

一人ひとりの目標を、全力でサポートする

スポーツインストラクター
俣野 智昭さん

高校を卒業すると、スポーツに携わる仕事がしたいとアスリートをサポートするトレーナーを目指して専門学校に通いはじめた俣野智昭さん(28)。実習でスポーツチームのトレーナーを務めるうちに、いつしか自分ももっとカラダを動かしたいと思うようになり、その際に出会ったのがフィットネスクラブのインストラクターの仕事でした。アルバイトからスタートし、現在では正社員としてクラブ運営にも携わるように。そんな俣野さんに、仕事のやりがいや今後の夢などについてうかがいました!

運動を通して、人の役に立ちたい

インタビューに答える俣野智昭さん

 高校までバスケットボールに打ち込んでいたという俣野さん。将来を考えたときに「スポーツに携わり、人のためになる仕事に就きたい」と、トレーナーを目指して専門学校に進学。平日は講義、休みの日には実習でアメリカンフットボールの社会人チームのサポートをするようになりました。

「知識とサポート実務を積むべく、日々勉強でした。でもアスリートのサポートをするうちに、だんだんと自分もプレイヤーでありたいと思うようになったんです。それでスポーツに携わることができて、人のためになって、なおかつ自分もカラダを動かすことができる仕事はないかなと探しはじめました。それで出会ったのがフィットネスクラブの仕事でした」

 特に募集をしていた訳ではありませんでしたが、俣野さんは熱い想いを胸に大手フィットネスクラブ『ティップネス』に一本の電話をかけました。

「まだ18歳の頃で知識も経験も少なかったのですが、運動を通して人に喜んでもらえる仕事がしたいという気持ちを伝えると、運良く採用してもらうことができました」

 そして、アルバイトとして念願のフィットネスクラブでの仕事をスタートさせました。

インストラクターは、接客業でもある

トレーニング中の俣野智昭さん

「最初は本当に右も左も分かりませんでした」と働きはじめた頃を振り返る俣野さん。フィットネスクラブでの仕事は、カラダを動かすことや知識を伝えるだけでなく、接客業でもあることに気づいたそうです。

「ダイエットをしたい、鍛えたい、会話がしたいなど、フィットネスクラブにはさまざまなお客さまがいらっしゃることを実感しました。あるときお客さまから、『あなたとの話が楽しいから来る』と言っていただいたことがありました。それが本当に嬉しくて。仕事のやりがいと楽しさを感じた瞬間でした」

 また、早い段階でレッスンのインストラクターとしてデビューを果たしますがそれには、ある体験があったといいます。

「アルバイトを始めてすぐにあるレッスンに参加したのですが、そのときのインストラクターがとても格好良く見えました。事務所に戻って話を聞くと、その方は僕の3歳上の大学生。同じ大学生であることに刺激を受けました。実力があればできると分かり、自分もその場で『インストラクターをやりたい』と直訴しました」

 その思いが叶い、45分間のレッスンを受け持つことになった俣野さん。デビューをした際は、緊張のあまりこんな出来事が。

「初めてのレッスンの前日に僕が受け持つレッスンの夢を見たんです。最初はたくさんのお客さまがいたのですが、時間が経つほどに一人、また一人と帰ってしまうんです。僕はどうしていいのか分からず泣き出してしまう…というところで目覚めました。起きたら本当に涙が出ていました(笑)」

 そんなことがあったものの無事に役割を果たすことに成功し、さらにこの仕事にのめり込んでいくのでした。