気がつけば、ソフトボール漬けの毎日?

小柄ながらハツラツとした夢先案内人のライフワークはソフトボール。中学で強豪校とは知らず(?)ソフトボール部に入部してしまったものの、厳しい練習に耐えキャプテンを務めるまでに。さらに高校では「全国私学大会」で優勝を飾るなど、文字どおり「ソフトボール漬け」の学生時代を過ごしてきたという。

「最初のころの思い出は『きつい』しかないくらいで……(笑)。とにかくがむしゃらに練習する毎日でしたね。高校になってようやくソフトボールを楽しむ余裕ができてきました。キャプテンとして目標に向かってチームメイトをまとめたり、試合の流れを読んで戦略を考えたりすることに、やりがいや楽しさを感じるようになったんです」

その後も大学、社会人とソフトボールを続け、静岡で所属していたクラブチームでは全国大会に出場。現在は転勤を機に東京のクラブチームに加入し、土日は練習や試合に精を出す日々が続いている。

「クラブチームでの全国大会出場は、勝ち上がっていく過程も含めて本当に楽しく、充実した思い出ですね。今のチームは世代もバラバラなのですが、それだけにいろんな個性を持った人たちと団結できるのがおもしろくて。言いたいことを言い合ったり、いっしょに飲みに行ったり、監督やチームメイトとは、いい関係が築けていると思います」

仕事とは頭のスイッチを切り替えてリフレッシュできる場であり、グラウンド以外でも仲間と交流を深められるコミュニティでもある。ソフトボールはまさに生活の一部になっているようだ。

試合と同じ注意力で、お客さまとも向き合っていく

そんな夢先案内人の業務は、カスタマーセンターでのローンや保険の営業。お客さまの声に耳を傾けながら、生命保険の見直しや分析、アドバイスなどを行なっている。どんなときもお客さまが気持ちよくお話できるよう、常に心を配っているという。

「お客さまとは電話でお話する機会が多いので、顔が見えなくても安心してお話いただけるよう、言葉遣いはもちろん、会話の間なども意識しています。会話のテンポに合わせて適切な間をとることができれば、考えたり、落ち着いたりする余裕が生まれると思うんです」

こうしたお客さまへの心配りは、ソフトボールによって培われた部分もある。キャプテンとしてチームメイトを気にかけ、様々な意見に耳を傾けてきた。また、試合では常に対戦相手の動向や試合の展開を読むことが求められる。

「状況を分析して先を読むというところは共通している気がしますね。職場内でも、どう動けばスムーズに事が進むのか考えるようにしていますが、これも頭を使ってアウトをとったり、ランナーを進めたりすることに近いかもしれません」

今後の目標は、お客さまひとりでなく、ご家族全員の夢先案内ができるようになること。相続などのご相談は関係するご家族全員とお話する必要があるが、一人ひとりの声に耳を傾け、「ありがとう」と言ってもらえるようになりたいという。

「これまでもお客さまからお礼のお手紙をいただくことがあり、とても励みになってきました。業務に関する知識だけでなく人間としても認められることで、こうした声をもっとたくさんいただけるようになれたらいいですね」