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2015 Aug.31
〈開運〉で夢をつかもう!!d-laboパワースポット女子部 Vol.19

〈芝大神宮〉の「だらだら祭り」&「千木筥」で、
目指すは、リッチなお洒落女子!

北野神社 絵馬

「金運だけじゃ物足りない!!」という、欲張り(?!)な女子が「d-laboパワースポット女子部」を結成。大開運を目指して、寺社仏閣や不思議スポットを巡ります。

お祭りの多い季節、秋。今回訪れた“東京のお伊勢さま”こと芝大神宮では、9月に日本一長いといわれるお祭りが行なわれます。その期間は、なんと10日間!「だらだら祭り」と呼ばれるこのお祭りでゲットしたいのは、3段になった可愛らしい縁起物「千木筥(ちぎばこ)」と、邪気を払ってくれる「生姜(しょうが)」。普段の参拝時の見どころとあわせて、ご紹介します。男性の方も、営業マンに大人気というお守りや強運を手にできると噂のお守り情報、お見逃しなく…!

芝大神宮は“東京のお伊勢さま”として、江戸時代から話題の参拝スポット

芝大神宮 案内板

芝大神宮の所在地は、港区芝大門です。都営地下鉄「大門駅」からは徒歩1分、JR「浜松町駅」・都営地下鉄「御成門駅」からも各徒歩5分。「大門駅」の側には、浮世絵師・歌川国丸が描いた「江戸芝明神之図」が飾られていました。

絵のタイトルにある“芝神明”とは、芝大神宮の俗称。伊勢神宮の御祭神である、天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)を祀り、約1,000年前の平安時代につくられました。その後、江戸時代に伊勢参りが流行したのにともない、同宮は“東京のお伊勢さま”として、超人気の参拝スポットに。浮世絵からは、多くの参拝者や参道でものを売る商人で賑わう様子が伝わってきます。

芝大神宮 鳥居芝大神宮 社殿

現在の芝大門は、高いビルに囲まれたオフィス街です。しかし、やはり参拝客は多数。我々が社殿に手を合わせている間にも、大きな鳥居の前でおじぎするスーツの男性、階段を登ってくる女性…と、平日ながらも多くの方々を見かけました。

芝大神宮はビジネスで黒字を目指せる&”超”強力な運を呼び寄せる?!

商ない守(あきないまもり)商の文字が入っている絵馬

みなさん、どんな目的で参拝されているのか気になるところですが、天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)は太陽を神格化した存在。そのため、さまざまな願いごとを聞いてくれる…とされているそうです。

しかしやはりビジネス街ということもあってか、有名なお守りのひとつは、オリジナルの「商ない守(あきないまもり)」。白が意味するのは、「白星・土つかず」、黒は「黒生地」転じて「黒字」を表しています。とくに営業職の人が、多く求めていくとか。絵馬にも、「商」の文字が大きく入ったものがありました。

2枚一組の縁結びの絵馬:表2枚一組の縁結びの絵馬:裏

女性参拝者には、ユニークな縁結びの絵馬も人気です。2枚が組合わさっているので、片方の内側に自分の名前を、もう片方には相手の名前を書き、最後は年月日と願いごとを書き入れて、奉納するようになっています。相手がいる方はこちらの絵馬を、これからいい出会いを見つけたいなら、円形の絵馬の後ろに見える、五角形の「えんむすび絵馬」に願いを託してみては?

強運御守(ごううんおまもり)

多数のお守り・絵馬があるなか、我々が今回持ち帰ったのは、同宮オリジナルの「強運御守(ごううんおまもり)」です。その年ごとの開運カラーを使っているのが特徴で、2015年バージョンは、桃色×山吹色、草色×水色の2種類。年のはじめにつくられてから、その年分の在庫がなくなるまでの授与になるそうなので、今から手に入れられた人はラッキーかも!“きょううん”よりも強い“ごううん”を授かれる…とのことで、なんとも心強いお守りです。

江戸の香りが随所に残る境内。歌舞伎「め組の喧嘩」の舞台もココ

台座に「め組」とある狛犬「め組の喧嘩」の浮世絵の描かれた絵馬

社殿へのお参り後には、境内の狛犬に注目してみてください。台座に「め組」と書かれているのに気づくはず。これは江戸時代の町火消し、「め組」のことです。

現在も歌舞伎や講談の題目とされている通称「め組の喧嘩」こと、『神明恵和合取組(かみのめぐみ わごうのとりくみ)』は、芝大神宮がその舞台。江戸時代、境内では相撲や芝居が催され、大勢の見物客が訪れたそう。そんななか、実際にあった町火消しと相撲取りの喧嘩が、この物語のもとになっているわけです。

同宮の絵馬には、この逸話を描いた、浮世絵師・月岡芳年作の「小天狗平助」をモチーフにしたものも。ほかにも複数の浮世絵師が、「め組の喧嘩」を描いています。

力石

社殿に向かって左側の茂みにある「力石」も、見落とさないで。江戸時代には、祭礼などの際に興行として力比べが行なわれ、力自慢を職業にする男たちがいたとのこと。五十貫(180キロ以上!)あるこの石を、片手で頭上高く持ち上げた者がいたと伝わっているそうです。

決して広い境内ではないものの、見回してみると、江戸時代、信仰の対象としてだけでなく、多くの庶民に愛される場所であったことがわかるはず。当時の賑わいを思いながら参拝すれば、同宮がより身近に感じられることでしょう。

芝大神宮はお祭りが日本一長いのは、人気ゆえ。
「千木筥」の開運パワーとは?

「だらだら祭り」の様子「だらだら祭り」で大勢の人が神輿を担ぐ様子

9月の「だらだら祭り」が日本一長い(?!)期間行なわれるお祭りなのも、江戸時代に芝大神宮が参拝スポットとして栄えたからこそ。人足が途絶えなかったため、だらだらと長く開催されるようになったといいます。今年の日程は9月11日から9月21日で、見どころは20日の14~16時頃に予定されている神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)。大門交差点付近に約20基もの神輿が集結し、「め組」の木遣りを先導に、大門通り、第一京浜、神社に向けて…と練り歩きます。

ちなみに、「め組の喧嘩」の際には、「火消しと相撲取り、どちらが悪いわけでもなく、原因を生んだのは、喧嘩がはじまったときに鳴っていた半鐘」とのいう粋な裁きがあり、半鐘が島流しにされました。その半鐘も、お祭りの際には展示されるとか。

千木筥(ちぎばこ)

お祭りの名物は、ほかにも。とくに同宮特有の縁起物「千木筥(ちぎばこ)」は、女性なら要チェックです。手のひらに乗る大きさで、高さは12センチほど。3段の箱に藤が描かれており、大人にぴったりの愛らしさ。中に入った大豆がカラカラと鳴るのも、楽しいポイントです。

「千木筥」という名前の由来は、供え物の餅を盛るための藤づるで編んだ器=餅器(もちぎ)を略して“ちぎ”とも、社殿の屋根の一部である、千木の余ったものを材料にしたからとも。“千木”が“千着”に通じるため、江戸時代の女性は着物が増えるのを願って、たんすのなかにしまっていたとのこと。最近は縁結びの縁起物としても親しまれ、見た目を楽しむため、たんすの上に飾る人が多いそうです。たくさんの洋服が買えるほどリッチな結婚相手が見つかる…ということでしょうか?

江戸時代にはお祭りでしか売られなかったものですが、現在は、平常時も手に入れることができます。持ち歩きたい人には、「千木筥」を模した根付けもオススメ。お祭りでは、実際に供え物を乗せる、横30センチほどの「千木筥」も見られるとか!手のひらサイズの「千木筥」もキュートですが、普段は見られない大きな「千木筥」も、ぜひ目にしたいものです。

生姜塚

生姜もまた、お祭りで手に入れたい開運アイテム。現在は、境内から東京タワーが見えるほど都心にある同宮ですが、江戸時代までこの一帯には、多数の生姜畑があったそうです。「だらだら祭り」とは江戸時代以降についた名前で、それ以前の呼び名は「生姜市」。祭礼の間、境内や周辺で盛んに生姜が売られたことからついたものです。

なんでも、同宮で手に入れた生姜は「神明生姜」、食せば風邪知らず…とありがたがられていたとのこと。生姜は身体を温めてくれるので、邪気を払ってくれること請け合い?! 普段は、お守り授与所で、生姜飴や生姜湯などを購入することができるので、それをいただくのも◎。鳥居に向かって左側の「生姜塚」も、忘れずに立ち寄ってみてください。

宝くじ等当せん率アップと噂のラッキーキャット、遭遇ならず

「禊紙(みそぎのかみ)」と書かれたウェットティッシュとスクラッチ

さて、参拝を終えたら、毎回恒例の運試しタイム。と、ここで気になることが…。芝大神宮には、境内で見かけたら金運がアップすると噂の野良猫がいるのです。とある参拝者が訪れた際、近寄ってきたその猫をなでたら、宝くじに高額当せんした…との口コミが広まり、週刊誌で取り上げられたことも!現在はナルちゃんという野良猫が二代目のラッキーキャットを務めているそうですが、残念ながら、この日は出会えず…。

だからでしょうか。スクラッチは5枚ともハズレでした。しかし、「禊紙(みそぎのかみ)」と書かれたウェットティッシュとセットになったユニークなおみくじは、大吉!「強運守」も「千木筥」も手に入れたので、きっと運気◎のリッチなお洒落女子になれる日も近いはず…!!

芝大神宮の絵馬

そんな期待を胸に、本日の参拝は終了です。同宮は、以前訪れた品川神社神田明神根津神社赤坂氷川神社と同じく、東京十社の一社なので、東京十社参拝記念のミニ絵馬をお土産として入手。

次回の参拝は、どんなパワースポットを目指すことになるのか…。
みなさま、楽しみにお待ちください!

Information

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芝大神宮

鎮座は平安時代の寛弘二年(1005年)、一条天皇による。古くは、「飯倉神明宮」「芝神明宮」と称され、鎌倉時代には源頼朝より社地の寄贈を受けた。江戸時代には、徳川幕府の厚い保護の下に関東一円から信仰を集め、現在に至る。アクセス便利なため、神前挙式も人気。11月中旬から2月中旬には1日1組限定で、夕刻に「篝火(かがりび)挙式」を行なうことができる。

住所:東京都港区芝大門1-12-7
電話:03-3431-4802