特集
2013 Mar.7
最後はやっぱり神だのみ!?
金運パワースポットで“夢”を掴み取る!! Vol.6
d-laboスタッフが行く「弁財天」巡り!
鎌倉銭洗弁財天で「三度目の正直」を!
弁財天行脚もいよいよ3回目!財福の女神で知られる弁財天は、同時に音楽や弁才などの芸能の神であり、水神としても厚く信仰されています。その弁財天の御利益を求めて日本橋、高尾山と参拝をつづけてきたd-laboスタッフ。
今回は鎌倉幕府初代将軍源頼朝が「宇賀神」の導きによって開いたという『鎌倉銭洗弁財天宇賀福神社』を訪ねます。緑濃き谷の奥に開けた神社は神秘的。おなじみとなった宝くじでの「金運だめし」もいつもとは作戦を変えてトライしました!鎌倉五名水の井で銭を洗った結果はいかなるものか?とくとご覧あれ。

鎌倉の「隠れ里」をめざして
d-laboスタッフが「銭洗い」に臨むのはこれで3回目。
過去2回の「銭洗い」では残念ながら即金運アップとはなりませんでしたが、なにしろ今回は弁財天巡りのフィナーレ。「三度目の正直」という言葉もあることですし、このままで終わるわけにはいきません。
というわけで、今日はこれまでとは作戦を変更。いつもは最後に買う宝くじを最初に購入することにしました。鎌倉駅に降り立ったd-laboスタッフがまず向かったのは宝くじ売り場。
「くふふ、ここで買った宝くじを銭と一緒に洗えば弁天様の御加護を賜らんこと間違いナシじゃ!」
まだ20代と若いd-laboスタッフではありますが、喋り口は何やら長老風。古都・鎌倉にやって来たことで、どこか脳内のスイッチが入ってしまったようです。
めざす『鎌倉銭洗弁財天宇賀福神社』は鎌倉駅西口から徒歩で約20分、佐助ヶ谷の奥にあります。鎌倉らしい細い道と坂を歩き、トンネルを抜けて谷へと入って行くと、待っているのは源氏山公園へとつづく急坂。その中腹に、神社の鳥居と参道を兼ねた洞窟がありました。


石に刻まれた「宇賀福神社」の文字を横目に洞窟へと入ります。出た先には京都の伏見稲荷の千本鳥居を彷彿とさせる鳥居の列が。右手に手水舎があったので、手と口を清めます。湧き水がつくる池に囲まれた境内はまさに隠れ里。足を踏み入れただけでもただならぬ「気」を感じます。なお、ここの水は「鎌倉五名水」の1つとしても知られています。
参拝は本社、奥宮の順で行います。ここでは社務所で線香と蝋燭(一組100円)を買って献じたあと、ザルを借りて銭を洗うのが正しい参拝手順です。
「神社なのに線香とはこれはまた珍しいのう。」
線香というと、普通はお寺のもの。ふと湧いた疑問を口にすると社務所の方が答えてくれました。
「もともと日本の神社やお寺は神仏混淆で一緒だったところがけっこうあるのです。それが明治になって神社とお寺が分離され、多くの寺社はどちらかを選んで、鳥居をなくすか残すかしたのですが、ここは隠れ里ということもあり、そのままの形をとったんです。」
だから、神社ではありますが、仏教の神様の弁財天が祀られつづけているというわけです。なるほど、といった感じです。
ちなみに線香売り場の横には神社らしく「清めの塩」もしっかり置いてあります。神仏混淆は参拝者から見ると一石二鳥で実にありがたいものです。


洗ったお金は「上手に」使って福銭とする
蝋燭を献じる前に、案内板にあった御由緒を読んでみました。そこにあったのは、源頼朝が夢枕に立った福徳神「宇賀神」のお告げに従い、この水の湧く地に岩窟を掘り「宇賀神」を祀ったという記述。以来、ここの水を使って神仏を供養すると「国中は静かになり、人々は富栄える」ようになったとか。さら北条時頼が執権だった時代には弁財天を信仰する人たちがここで金銭を洗い始めたともいいます。これが「銭洗弁財天」の発祥のようです。宇賀神は弁財天と習合している神様なので、流れとしてはきわめて自然。もう1つ言うなら本社の神様の「市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)」も弁財天と付会した神様。つまりここは弁財天のパワーに満ち満ちたスポットだということです。
情報はこの辺にして蝋燭に灯をともし、火を線香に移します。そして石段を数段上って本社に参拝します。


そしていよいよ奥宮のある岩窟内へ。天井からいくつもぶら下がっているのは千羽鶴。これは「金運」や「健康」を祈願する人たちがぶら下げていったものだとか。


「今日は空いていますが、いつもは修学旅行生なんかですごい人ですよ。」と社務所の方。
どうやらライバルも多いようです。
「空いているのは幸運の証に相違あるまい!」とスタッフはニンマリです。
岩窟内で待っていたのはかわいらしい奥宮。ここで弁財天にご挨拶をして、ザルに置いた小銭を洗います。スタッフの財布にあった小銭は817円。人によっては硬貨だけでなくお札も洗うそうです。
「洗ったお金は上手に、無駄遣いしないで使ってくださいね。」
ここでは洗ったお金は種銭にはせず使うのが正解。そうすることで金銭が福銭となるのです。心がけがいいと使った分の何倍にもなって返ってくるといいます。
小銭のあとは買い求めたばかりのスクラッチを洗います。
「これで大当たり間違いナシじゃ!」
息巻くスタッフ。しかし、よく考えてみれば水で洗ったところでもともとの当たりハズレは変わらないはず。この作戦、はたして正しかったのかどうか……?


スクラッチを削る前に、これも恒例となった御守りの購入。d-laboスタッフが選んだのは「健脚御守」と「健康守」。あれ、「金運」はどこいった?
「やっぱりおばあちゃんの健康が第一!」
前回の高尾山同様、d-laboスタッフの頭にあったのはおばあちゃんのことのようでした。本当に祖母思いのやさしい孫です。喋り口調もいつの間にか怪しげな翁から若者に戻っています。しかし、「金運」はどこへ?
「コレとコレ」と差し出した御守りは、火打石でお清めされてから買い手のもとへ。きっとおばあちゃんにも思いが届くことでしょう。

「それじゃあ削るとしましょうか!」
今日も購入したのは200円のスクラッチ10枚。縁起をかついで「清めの塩」を横に置き、洗ったばかりの50円玉でガリガリと削ります。
「当たれ!当たれ!」
でも当たりません。
「もう残り2枚か!」
やはり二兎を追う者は一兎も得ずなのでしょうか。ですが、今回は前回のように「良縁」とまでは欲張っていません。
「残り1枚!」
とうとう残すは1枚。だけど今日はまだ1枚の「当たり」も出ていません。普通、10枚ワンセットで買えば1枚は当たりくじが入っているものです。
「ということは、この1枚が当たりってことじゃないか?」
今回挑戦しているスクラッチは1等50万円。当たれば相当な額です。発売枚数はというと700万本。
「700万分の42か………。」
計算するのもげんなりな確率であるのは間違いなし。だけど42本は確実に1等です。
「うおおおーっ!」
銀行員とは思えぬ絶叫とともに、最後の1枚を削ります。
結果は…「5等200円の当たり」。
「はあ、やっぱりこれか……。」
意気消沈のd-laboスタッフですが、すぐに気持ちを切り換えます。
「宝くじの収益金は福祉とかに使われるんだよね。つまりこれに使ったお金は福銭ってことだ!」
そうそう、前向きに考えることが大切です。
「それにまだ手もとには洗った817円がある。この5等の200円もある。」
そうだそうだ。
「うーん、まあ使い道は考えることにします!」
沈思しはじめたスタッフ。そうです、それでいいのです。せっかく清めたお金です。何に使うかはじっくり考えましょう。弁財天様はきっと見守っていてくれるはずです。
ふたたび鳥居をくぐったスタッフ一同、洞窟の向こうの神様に一拝して谷をあとにしたのでした。


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Information2
鎌倉銭洗弁財天宇賀福神社
御祭神は本社が「市杵島姫命」、奥宮が「弁財天」。
境内にはこの他御末社として「七福神社」、「水神宮」がある。
住所:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16番地
TEL:0467-25-1081
参拝時間:8:00~16:30
