1．銀行口座の売買・譲渡・レンタルは犯罪です！

銀行口座の売買・譲渡・レンタルは、いずれも「犯罪行為」であり、法律による処罰の対象となります。通帳やキャッシュカードの譲渡だけでなく、インターネットバンキングのログインIDやパスワードを他人に譲渡する行為も含まれます。

2． 口座売買に係る法的リスク

銀行口座の売買・譲渡・レンタルに関与した場合、以下のような法的責任を問われる可能性があります。

自分や他人名義の通帳・キャッシュカードを譲り渡す、 または譲り受ける行為	犯罪収益移転防止法違反 1年以下の懲役 100万円以下の罰金
インターネットバンキング、ビジネスバンキングのユーザー ネーム、パスワードを譲り渡す、または譲り受ける行為
他人に譲り渡す目的で口座を開設する行為	詐欺罪 10年以下の懲役
他人・架空名義の口座を開設する行為
他人名義の口座からATMで現金を引き出す行為	窃盗罪 10年以下の懲役 50万円以下の罰金

3．売買口座の悪用とその影響

売買された銀行口座は、振り込め詐欺やマネー・ローンダリングなどの犯罪に悪用される可能性があります。売買された口座が犯罪に利用された場合、ご自身が犯罪の当事者として扱われることもあります。また、口座売買が発覚した場合、所有するすべての口座が凍結され、今後新たに口座を開設できなくなるリスクもあり、ご自身の生活や信用に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
SNSを通じた「簡単な仕事」や「高額収入」の勧誘が増えており、これらの勧誘に応じることで、知らず知らずのうちに犯罪に巻き込まれる可能性があります。もし、口座売買に係る勧誘を受けた場合は、決して応じず、すぐに警察に相談してください。

4．当社の対応

当社では、他人による口座の利用や、譲渡を目的とした口座開設をお断りさせていただきます。また、口座開設後に他人による口座の利用や、口座の譲渡、違法行為につながる取引であると確認した場合は、口座の利用制限または解約を行い、当局へ通報するなど厳正に対処いたします。

皆さまのご理解とご協力をお願い申しあげます。