内部監査体制
内部監査の状況(2024年9月末現在)
a.組織、人員および手続
当社の内部監査部は、社長直轄の組織として営業店・各本部から独立し、総勢22名(2024年3月31日現在)で構成しております。
内部監査部は、本部・営業店・グループ会社の内部管理態勢・内部統制の有効性および適切性を検証し、改善を促すことで企業価値の向上を目指しております。監査の手法としては、当社のビジネスモデルに起因する固有リスク等を踏まえたリスクアセスメントの実施結果および、当社を取り巻く外部要因・内部要因を踏まえた、社長、取締役の監査ニーズ等、マクロ・ミクロアプローチに基づくリスクベース監査を実施しております。
b.活動
リスクオーナーである第一線の営業店等に対する監査では、所属長による固有リスク低減のためのコントロールが、適切かつ有効に機能しているかを「総合監査」により評価し、残存リスク低減に向けた真因に基づく改善提案等を実施するとともに、リスクを所管する本部にも連携し改善を求めております。
第二線の本部に対する監査では、部署横断的なリスクを監査する「テーマ別監査」を主体に、各種リスクの管理状況について、実効性のある監査を実施しております。
また、内部監査部は、これらの状況および重要な発見事項を、月次にて社長、監査等委員会に報告するとともに、四半期毎に取締役会に報告し、改善対応完了までフォローアップを実施しております。
さらに、内部監査部は、監査等委員会が年2回開催する「会計監査人および内部監査部との連携会議」に出席し、互いの監査計画および監査結果等を共有し意見交換を実施しております。