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2013 Sep.10
〈開運〉で夢をつかもう!!
d-laboパワースポット女子部 Vol.1

祝・世界遺産登録
鳩森八幡神社で、“富士山パワー”をゲット!

「金運だけじゃ物足りない!!」という、欲張り(!?)な女子が「d-laboパワースポット女子部」を結成。大開運を目指して、寺社仏閣や不思議スポットを巡ります。

第1回目の訪問先は、都内最古の“富士塚”が現存する、鳩森八幡神社。なんでも、通称「千駄ヶ谷富士」と呼ばれる塚には、富士山と同様の霊験が宿っているそう。世界文化遺産への登録が決まり、ワールドワイドに知名度急上昇中の富士山のチカラをたっぷり頂いちゃいましょう!

祝・世界遺産登録 鳩森八幡神社で、“富士山パワー”をゲット!

江戸時代に流行した鳩森八幡神社にある“富士塚”って?

葛飾北斎『富嶽三十六景』の「青山円座松」
葛飾北斎『富嶽三十六景』の「青山円座松」。
江戸時代には、鳩森八幡神社がある渋谷区から、こんなに大きく富士山が見えていた。

多くの芸術作品の源泉となり、人びとの信仰を集めてきたことが評価され、世界文化遺産への登録が決まった富士山。富士信仰は、江戸時代にもっとも盛んになったといいます。とはいえ、交通・経済・体力の都合上、富士登拝を実現できなかった庶民が大半。でも、どうしても富士山に登りたい…!そう考えた人びとは“富士講”と呼ばれる組織を作り、“富士塚”を築きました。

富士塚とは、富士山に見立てた人工の塚のこと。ここに登ることで、誰もが富士登拝と同様の霊験が得られるとしたそうです。江戸後期までの富士山は女人禁制だったので、多くの女性にとっても、富士塚はありがたい存在だったことでしょう。

関東を中心に築かれた富士塚ですが、都内に残るもののうち最も古いのが、寛政元年(1789)に造られた鳩森八幡神社の富士塚。200年以上の間、大切に守られてきたミニチュア富士なら、きっと絶大なパワーをくれるに違いありません!

鳩森八幡神社富士塚
右画像の大木の奥に見えるのが、富士塚。

鳩森八幡神社内の千駄ヶ谷富士は、本物にそっくり!

こちらが、メインの登山口。
こちらが、メインの登山口。塚の高さは約6m。

鳩森八幡神社の境内に入ってみると、都心とは思えないほど、緑がたくさん!パワースポット女子部の和智は、思わず深呼吸。リフレッシュして登山開始…の前に、まずは、平野俊二宮司に、富士塚について聞いてみました。

「この富士塚は数ある富士塚のなかでも、本物を忠実に復元しているといわれています。富士山頂には浅間大社奥宮がありますが、塚の頂上にも小さな奥宮が置かれています。ほかにも、富士山の名所を再現した箇所がいろいろあるんです。」

境内の案内板
富士登山未経験の人でも、見どころは、境内の案内板で確認することができる。

平野宮司のアドバイスと案内板を頼りに、さっそく登山スタート。鳥居のある登山口から入ってしばらくはゆるやかな階段になっていて、四合目付近の平地に里宮があります。和智は、ここで一旦、登山の安全を願ってお参り。

登山道に戻ると、ここからは、かなり急勾配

登山道に戻ると、ここからは、かなり急勾配。画像で和智がいるのは、“経ヶ岳”のあたりのようです。経ヶ岳は、本物の富士山なら、五合目付近にある神聖な場所。森林限界付近にあたり、見下ろせば雲海が眺められる標高です。左右のワイヤーに手をかけ、足元に気をつけながら、山頂を目指します。

山頂のお楽しみは、参拝&名所巡り

奥宮

頂上に到着し下界を見下ろすと、標高6mほどとは思えない風景が広がっていました!達成感と景色をしばし満喫。そして、いよいよ本題である奥宮への参拝です。

浅間大社奥宮のミニチュア版

浅間大社奥宮のミニチュア版は、富士山から運ばれた溶岩で囲われ、鎮座しています。浅間大社に祀られているのは、木花咲邪姫(コノハナサクヤヒメ)という、美しい女神。そのため、女性の参拝者も多いそうです。「d-laboパワースポット女子部が、いずれ富士山級の知名度を誇る日がきますように…!」と、しっかり手を合わせてきました。

奥宮のほかにも、頂上にはいくつか見どころが。まず、奥宮の左奥にある小さな水ためが“金明水”(左画像)、参拝時の背中側にあるのが“銀明水”(右画像)。実際の富士山頂に出る、神秘的な水に見立てたものです。

釈迦の割石

そして、奥宮の裏側にあるのが、富士山頂の名所のひとつ“釈迦の割石”です。画像中央にある直線的な2本の岩が、それにあたるもの(画像は、下から見上げたもの)。塚の頂上は、大人が2~3人立てるほどの面積ですが、富士山頂をめぐる“お鉢巡り”気分で、ミニチュア版“釈迦の割石”を見つけてみては?きっと、より一層、富士山パワーを吸収できるはずです。

修験道“御中道”も見逃せない!

小御嶽石尊大権現

山頂参拝を無事終えて、登ったのとは異なる道を使い、下山することに。画像の岩場を少し降りていくと、“小御嶽石尊大権現”と書かれた岩の付近に、横に折れる道がありました。これが、富士山五~六合目をぐるっと一周する“御中道”にあたる模様。かつて御中道は、富士登頂を3回以上果たした者だけが許された、修行のための道だったといいます。

御中道から見上げる斜面にあるのが、富士塚の見どころのひとつ、食行身禄(じきぎょうみろく)像です。食行身禄は、江戸時代に活躍し、富士講の指導者となった人物。本物の富士山では、食行身禄が断食行を行ったとされる“烏帽子岩”が八合目にあり、巡礼スポットとされているそう。ここでも、石像の左側に、烏帽子岩を模した岩が置かれています。少々わかりにくい場所にあるので、斜面に気を配りながら歩くのがオススメです。

登山記念の御朱印

さて、見どころを押さえた富士塚巡りは、これで終了です。登山記念の御朱印を頂き、写真をパチリ。無事登頂を果たした和智は、「霊験あらたかな世界遺産に登っちゃいましたね!」と満面の笑顔です。この清々しい顔は、富士山のパワーで満たされたからかも!?

ちなみに、今回は鳥居のある登山口から登りましたが、登山口は、ほかにも3つ。どこから登るかによって景色が異なるので、すべてのルートを制覇してみるのも楽しそうです。

他の登山口03

鳩森八幡神社での恒例の運試しは、結果◎

下山後は、パワースポット巡り恒例の運試しです。まずは、鳩森神社ならではの、鳩みくじ。「あまり、いい結果をひいたことがないなぁ…」とつぶやいていた和智ですが、結果はまさかの大吉。「絶好調なとき」とのうれしいメッセージが!

スクラッチにチャレンジ。

これはもしや…ということで、お次はスクラッチにチャレンジ。5枚のスクラッチを順々に削っていくと、なんと2枚がアタリ、1200円をゲット!!このツキはきっと、真摯な気持ちで富士塚登山をしたから(!?)でしょう。

「ありがとう、千駄ヶ谷富士…!」

富士塚を造り、守り続けてくれた多くの人びとへの感謝を胸に、第1回のパワースポット女子部の活動は終了したのでした。

Information 1

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Information 2

鳩森八幡神社

今回紹介した富士塚は、都指定有形民俗文化財に指定されている。登拝は、24時間可能。ただし、急勾配のため、登る際には十分な注意を。

住所:東京都渋谷区千駄ケ谷1-1-24
TEL:03-3401-1284

公式サイト
http://www.hatonomori-shrine.or.jp

鳩森八幡神社