特集
2014 Apr.7
Topic on Dream ～夢に効く、1分間ニュース～ Vol.21
今からでも間に合う!?
ワールドカップ・ブラジル大会を見に行きたいと思ったら
いよいよ開幕が近づいてきたサッカー王国・ブラジルで行われるワールドカップ。4年に一度の世界的なスポーツの祭典を生で見たい人は多いと思います。
今回は、2013年6月に開催されたコンフェデレーションズカップを現地取材したスポーツジャーナリストの元川悦子さんにお話を聞きながら、観戦のためのルート策定や必要な最低有休の日数、チケット事情をまとめました。
まさかの有休3日半で日本戦を観戦！
日本代表が第1試合目を戦うブラジルのレシフェに行くとしたら……、一般的なルートは「日本→アメリカ→サンパウロまたはリオデジャネイロ→レシフェ」。
だけど実は、フライト時間が短い“フランクフルト経由”という選択肢もあります。
6月12日、まずはドイツ・フランクフルトへ。そして翌日13日の朝7:10、ドイツのLCCコンドル航空、フランクフルト発レシフェ行き（経由便）に乗ると、その日の夕方に試合会場の街に着きます。14日は試合観戦。翌15日8:47、レシフェ発フランクフルト行きに乗り、ドイツに着いたその足で、成田行きの飛行機に乗り換えると17日お昼に日本に到着です。その足で会社に行けば、なんと3日半です！たった3日半の有休で、「日本対コートジボワール」が見られるのです。
ブラジルに行くにはいろんなルートがあるので、こんなふうにいろいろと調べてみるのも面白いかもしれませんね。
有休3日半で行けると言ったって、もうチケットが取れないのでは？そう思っている方も多いでしょう。スポーツジャーナリストの元川さんは言います。
「私は1998年のフランス大会以来、すべてのワールドカップを観戦していますが、試合の観戦チケットで困ったことは数えるほどしかありません。例えば、強豪国同士のビッグマッチは別ですが、現地で会った日本人が余分にチケットを持っていたりと、大概の試合は何とかなります」
よほど人気の試合でない限り、観戦チケットは現地に行けば何とか手配できるようです。
もちろんまだ公式販売が残っているので、そこで購入するのがベスト。チケット販売の終盤に入ったこれからは、基本的に先着順。最終販売期であるフェーズ3は、4月15日販売開始ですのでお忘れなく！
個人旅行で行けば30万円、パックツアーで60万円超。どっちを選ぶかはあなた次第
「治安は思ったほど悪くありませんよ。危険な時間帯に危険なところに行かない限り、怖さを感じたことはありませんでした。ですから、日本代表にくっついて回るみたいな特別なツアーでない限りは、ツアーは割高かもしれません」と、元川さん。
アメリカ経由の日本－ブラジル往復の航空券は、意外にも安く（20万円強）、ホテル代も首都のブラジリアを除けば、そこまで高くはありません。
「本当に切り詰めれば、30万円そこそこで行って帰ることもできます。ツアーももちろん良いと思いますが、値段とプランが妥当なものか見極める目も必要だと思います」
サッカー王国・ブラジルは、親日国家だと言われていて、日本人に対しては、とても親切にしてくれるようです。ラテンの国ならではのエキサイティングな経験もできるようですし、ぜひとも勇気を出して、ブラジルへ行ってみてはいかがでしょうか？
