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2016 Nov.11
〈開運〉で夢をつかもう!!d-laboパワースポット女子部 Vol.31

〈多摩川浅間神社〉 美しい女神&神秘の石&絶景に、心洗われる参拝を

「金運だけじゃ物足りない!!」という、欲張り(?!)な女子が「d-laboパワースポット女子部」を結成。大開運を目指して、寺社仏閣や不思議スポットを巡ります。

多摩川浅間神社のご祭神は、「桜の花が咲き匂うような…」と形容される美しき女性の神。子宝・安産祈願で訪れる人の多い同社ですが、実は異なる目的の参拝者も多いとか。まずひとつめは、多摩川が一望できる絶景!そして、富士山の溶岩を配した参道、子産石(こうみいし)と呼ばれる神秘的な石。さらには、映画『シンゴジラ』のロケ地となったため、映画ファンが聖地巡礼することも。たくさんの見どころを、レポートします!

小高い古墳の上に立てられた、多摩川浅間神社
富士塚のある階段を登って参拝!

多摩川浅間神社 入口多摩川浅間神社 階段

多摩川浅間神社は、東急東横・目黒・多摩川線「多摩川駅」から徒歩2分。駅から多摩川へと向かう途中にある、急な階段がその入り口です。同社は鎌倉時代に、古墳のうえに創建された神社。それゆえ、階段を上って社殿へと向かうようになっているのです。

多摩川浅間神社 大祓詞(おおはらいのことば)

参道である階段の下には、石でできた不思議な物体がありました。こちらの黒い部分は車輪になっており、大祓詞(おおはらいのことば)が書かれているとか。大祓詞とは、穢れ(けがれ)を祓うための祝詞(のりと)。神聖なる境内に入る前に、この車輪をくるりと一周回し、身を清めるというわけです。

多摩川浅間神社 鳥居多摩川浅間神社 階段

車輪を回してから階段を上ると、社務所のある広場が。そこから先は、また階段。階段の左右にあるゴツゴツした岩は、富士山の溶岩(!)です。

霊峰富士には、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)と呼ばれる女神がいるとされています。その富士山に「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」という祝詞を唱えながら登り、ご神徳をいただく…というのが、浅間信仰の根幹。各地に鎮座する浅間神社は、この信仰が基となっています。

多摩川浅間神社 小御岳石尊

階段の中腹あたりには、「小御岳石尊」と書かれた石碑がありました。これは、富士山五合目にある小御岳神社に由来するもの。

多摩川浅間神社 階段多摩川浅間神社 食行身禄之碑(じきぎょうみろくのひ)

さらに上って行くと、今度は「食行身禄之碑(じきぎょうみろくのひ)」と書かれた石碑が。食行身禄とは、現在の富士山八合目で断食修行をし、浅間信仰の団体・富士講の祖となった人物です。

石碑の文字は、勝海舟によるもの。同社のある大田区は、勝海舟夫妻の墓もあるほど、同氏と縁の深い地なのだそうです。

ご祭神・木花咲耶姫は
桜の花が咲き匂うような、美しき女神

多摩川浅間神社 鳥居多摩川浅間神社 社殿

急な階段を上り切ると、社殿が見えてきました。この社殿もまた、多摩川浅間神社の見どころのひとつ。緑の屋根の向こうに、さらに屋根がのっているのがわかるでしょうか?神社建築としては珍しい、2階建ての形式なのです。浅間造と呼ばれる建築様式で、都内では同社だけとか!

多摩川浅間神社 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)のお守り多摩川浅間神社 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の絵馬

祀られているのは、「桜の花が咲き匂うような…」と言われる、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)です。それにちなんで社紋はもちろん、お守りや絵馬にも桜が!

木花咲耶姫は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫・瓊々杵尊(ににぎのみこと)に見初められ、皇后となった女神。懐妊の際に貞節を疑われたことから、証を立てようと無戸室(うつむろ・戸口を塞いだ部屋)に入り、出産の準備をしたとか。その後、産気づくと室に火を放ち、炎のなかで無事出産した…という神話が残されているのだそうです。美しく母なる強さも秘めた女神、きっと女性の味方になってくれることでしょう…!

夫婦イチョウに縁結びを祈願。
大自然が長い年月をかけて生む、“子産石”とは?

多摩川浅間神社 夫婦イチョウ

木花咲耶姫の逸話にあやかって、多摩川浅間神社には、家庭円満・安産・子宝などのご神徳を求める参拝者が多いとのこと。この日は、ご神木の「夫婦イチョウ」がきれいに色づいていました。素敵な伴侶に出会えますように…と、縁結びを祈願するのもよさそうです。

多摩川浅間神社 子産石多摩川浅間神社 子産石

また、子産石と呼ばれる丸い石も。子産石とは、海の岩が長い年月をかけて波で削られ丸くなり、ある日ぽろっと、本体の岩から離れてできた石のこと。まるで子どもが産まれるかのごときその様子から、子産石の名前がついたとか。

撫でると子どもに恵まれると言い伝わっているそうで、子宝石という別名も。つるりと丸い神秘的な石は、子宝祈願ではない場合でも一見の価値アリです。

多摩川浅間神社 願い叶う成す守

家庭円満・子宝関連のパワースポットを紹介しましたが、もちろん、それ以外の願いごとでの参拝だってOK!そんな方にオススメしたいのが、「願い叶う成す守」。透明な茄子モチーフに、結びかんざし、小判、米粒が入ったキュートなお守りです。結びかんざしは縁結び、小判は金運回復、米粒は食への恵みと、3つの願いを“ナス”ことを願ったものとか。欲張り(!?)で珍しいお守り、我々もいただいてきました。

映画『シンゴジラ』ロケ地の絶景スポットからは
運がよければ、夕暮れの富士山が…!

映画『シンゴジラ』劇中で某作戦の前線基地が設けられた展望スペース

多摩川浅間神社が参拝先として人気の理由は、その眺望にもあります。社殿の近くには、広ーい展望スペースが!映画『シンゴジラ』を観た人は、きっとピンとくるはず。劇中では、某作戦の前線基地がこちらに設けられました。ロケ地として、映画ファンも大勢参拝しているのだそうです。

展望スペースから見た丸子橋展望スペースから見た東急多摩川線

どうでしょう、このパノラマビュー!左は丸子橋、右は東急東横線です。空気の澄む秋冬には、富士山もよく見えるとか。

富士山が描かれたお守り田園調布から多摩川を望む眺望

残念ながらこの日は見えなかったので、富士山が描かれたお守りとともに記念写真をパチリ。ちなみに、富士山があるのは西の方角。夕刻には、夕日を背景にそびえる富士山が見られることも!季節・時間によって、さまざまな景色が楽しめそうです。

方角と干支の書かれた台座と水晶方角と干支の書かれた台座と水晶

展望スペースの手前には、こんなものも。バレーボールほどの巨大な水晶が、方角と干支の書かれた台座の上にのっています。霊峰富士を遥拝する前に、自分の干支が富士山の方角に向くように、干支の石盤をくるりと動かす…という仕組みとか。

富士山が見られなかった我々ですが、普段目にすることのないほど大きく美しい水晶&石盤のおかげで、神聖な気分を高め、富士山に思いを馳せることができました。

月替わりの御朱印&自然・レトロ感満載の周辺スポット。
何度でも訪れたくなること請け合い

多摩川浅間神社 桜みくじスクラッチ

参拝と絶景で心が洗われたところで、恒例の運試しを。まずは「桜みくじ」から開いてみると、末吉。5枚のスクラッチも、すべてハズレでした。残念ではありますが、清らかになった心に幸運が舞い込んでくるのは、きっと時間の問題。ここからぐーんと運気が上昇していく…ことでしょう!

多摩川浅間神社 御朱印

参拝のラストには、御朱印をいただきました。御朱印の背景に描かれているのは、ご神木をモチーフにしたイチョウです。この背景は、月代わりになっているとか!

多摩川浅間神社前に佇むレトロな売店・オープンカフェ

何度でも参拝したくなる多摩川浅間神社、いかがでしたでしょうか? 参拝のついでに、多摩川土手や多摩川台公園を散策したり、同社前に佇むレトロな売店・オープンカフェでくつろぐのも◎。時間にゆとりを持って訪れれば、きっとリフレッシュ&運気上昇にぴったりの休日を過ごせることでしょう。

Information

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多摩川浅間神社

鎌倉時代に源頼朝が豊島郡滝野川松崎に出陣した際、その身を案じた妻の政子があとを追って同地付近まで出向いたとか。しかしわらじで傷ついた足が痛み、多摩川畔で治療することに。そこで丘に登ってみた政子が目にしたのは、自身の守り本尊である浅間神社がある富士山の姿。政子は、夫の武運を祈り、身につけていた正観世音像をその丘に安置。これが同社の興りとなっている。

住所:東京都大田区田園調布1-55-12
電話:03-3721-4050