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2017 Jan.11
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.161

夏は風に涼み冬は暖炉の炎で温まる…
ログハウスが提供する豊かな暮らし

BESSのログハウス

夏はハンモックに揺られながら木々のざわめきを聴き、冬は暖炉に薪をくべながら窓の外に輝く満天の星空を見つめる…。木で造られたログハウスに住み、自然を感じながら暮らす日々をおくれたら素敵ですよね。

そんなログハウスの中でも、特に洗練されたデザインで人気を集めているのが「BESS」です。今回は、BESSを展開する株式会社アールシーコアの梶浦武人さんに、ログハウスに住む楽しみや、オーナーさんたちの生活ぶりを聞いてみました。

求めるべきは「機能性」や「利便性」ではなく「自分らしさ」

BESSのログハウス

衣食住の中で、私たちはファッションにしても食にしても自分の感性や好きなものを選びます。ただ、住居に関しては「機能性」や「利便性」ばかりを求めがち。これだけモノが充実し価値観が多様化する中で、「機能性」や「利便性」ではなく、自分の感性に合ったものを選んでもらいたい…という思いがBESSのログハウスに込めた思い。スローガンは、「『住む』より『楽しむ』」だと言います。

「『機能性』や『利便性』で買うと、買ったときが価値のピークに。そしてだんだんと減価償却されていきます。今年の最新は来年の最新ではないですから。ですからBESSでは各オーナーさんの感性に合わせ、各オーナーさんが自分らしく暮らせるかということを、大事にしています」(梶浦さん、以下同)

人と一緒に育つ家。それがログハウス

BESSのログハウス

ログハウスの魅力は、木の質感。もちろんBESSの家にも、無垢の木がふんだんに使われています。

「たとえば、壁紙は汚れが気になりますが、無垢の木は年月が経つとアメ色に変わっていき味わいを増してきます。人と一緒に家も育っていくんです。これは天然の材をふんだんに使っているからこそですね」

さらにBESSがもう一つ大切にしている特徴は、「自然を感じられること」です。

「多くの方は住居の価値を『価格 ÷ 延べ総床面積』という坪単価で出すことが多いのですが、BESSが価値としているのは“自然を五感で感じられること”です。そのためウッドデッキや風が吹き抜けるよう設計されています。ウッドデッキは“リビングを外に連れ出す”ことを目的としていて、自然をフルで体感できるんですよ」

ログハウスには、住むメリットもあればデメリットも

ログハウスに住むメリットとデメリットは何なのでしょうか?梶浦さんは以下のような点を挙げてくれました。

■メリット

  • 木の断熱性のおかげで夏は涼しく冬は温かい環境で生活できる
  • 木材に囲まれていることによるリラクゼーション効果がある
  • 丸太は燃えにくく、建物全体で揺れを吸収するため火災や地震に強い

「木は自然の優れた断熱材です。夏は直射日光を遮るため涼しく、冬は室温が下がりにくいため薪ストーブ一つで暖かいんですよ」

■デメリット

  • クラック(ひび割れ)が発生する
  • 外壁の定期的なメンテナンスが必要

「天然材ですので、乾燥によりクラックが発生します。そこをデメリットと見るか味と見るかはオーナーさん次第です。また、紫外線や埃により、だいたい10年に一度(環境によって異なる)は、外壁の塗り替えなどのメンテナンスも必要です。ただ、これも『家族のイベント』だと思っているオーナーさんが多いのでデメリットと深く捉える必要はないですよ」

ログハウスオーナー3人の「楽しむ」暮らし

では実際にBESSのログハウスに住まれている方はどんな暮らしをされているのでしょうか?3人のオーナーさんの暮らしぶりを教えてくれました。

■カントリーログハウス(クールテイスト)に住むKさん

カントリーログハウス(クールテイスト)に住むKさん
カントリーログハウス(クールテイスト)に住むKさんカントリーログハウス(クールテイスト)に住むKさん

「週末になると仲間と庭でBBQをしたり、土間の薪ストーブの前に集まって食事会をしたりしているそうです。オープンな造りをしているBESSの家には人が集まりやすいんでしょうね。特に冬は薪ストーブの暖かさが仲間を呼び寄せるのかもしれません。

DIYを趣味としているKさんは、すでにあったウッドデッキを広げる工事にチャレンジ。そのほかにブランコ、土間のテーブルなどを手作りするという生活を送られています。Kさん自身がログハウスの持つおおらかな雰囲気にマッチし、Kさんらしい生活を送られています」

■ワンダーデバイスに住むTさん

ワンダーデバイスに住むTさん
ワンダーデバイスに住むTさんワンダーデバイスに住むTさん

「Tさんはもともと賃貸暮らしでしたが、子どもたちがのびのびと暮らせる家が欲しいと思っていたそうです。ある日、BESSの展示場へ来場し、ハンモックやうんていなどで元気よく遊ぶ子どもたちの姿を見て、BESSに住もうと決めたそうです。

2階は“夫婦の寝室”と“オープンスペース”という造り。“オープンスペース”を兄弟の子ども部屋にしています。ゆくゆくはここを2部屋に仕切る想定だそうですが、現状、子どもたちが走り回れる広さがあり、のびのび育てたいので個室にしないとのことです。BESSユーザー同士での交流も盛んで、『ワンダーデバイス』に住む別のユーザーの自宅へ遊びにいったり、キャンプをしたりされています」

■カントリーログハウス(ウォームテイスト)に住むKさん

カントリーログハウス(ウォームテイスト)に住むKさん

「庭に大きな畑があり、野菜を育てていらっしゃるKさん。さらに家具もほとんど自作されています。家庭菜園やDIYはもう趣味ではなく“日常”になっているとのことです。Kさんは、BESSの家や考え方が好きで、友人や同僚をよく家に招くそう。BESSを気に入っていただいたKさんのご友人も、家を建ててくださいましたね」

ログハウスを通じて生まれる新しい交友関係

自然を感じつつ、自分流の生活をカスタマイズできるログハウス。手間がかかる部分もありますが、情報交換などの目的でBESSのオーナーさん同士の交流も盛んなようです。最後に梶浦さんはBESSが生み出した交流についてこう語ります。

「たとえば、薪ストーブの薪を集めるのは一人じゃ大変だけど、仲間となら楽しく集められます。そのあとでオーナーさん同士、自宅でBBQを楽しむ方もいらっしゃいます。共通の趣味を通じて仲間同士で自主的に集まることはありますが、住宅でも同じようなことが起こるのは意外な発見でした」

文・ケンジパーマ

Information

BESS

「『住む』より『楽しむ』」をスローガンに、多種多様なログハウスを提供。株式会社アールシーコアが企画・製造・販売などを手がけ、全国43箇所に展示場を保有している。