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2017 Nov.13
for Bright Future! Vol.18

少額からできて非課税?はじめる前に知っておきたい
NISAのポイント

少額からできて非課税?はじめる前に知っておきたいNISAのポイント

結婚や就職、老後の生活、相続…。さらに、病気や災害など想定外の事態。人生にはさまざまなイベントがあり、またトラブルも起こるものです。これに備えるためには、ライフプランを早いうちから考えて、将来のビジョンを明確にする必要があります。

ライフプランを立てるとき、多くの人が突き当たるのが“お金”の問題。将来に向けて「貯蓄」と「投資」の2つの方法で資産形成を行なっていくことが大切です。

貯蓄 = 銀行預金など、お金を蓄えること

投資 = 株式や投資信託など利益を見込んで金融商品を購入すること

「貯蓄」と「投資」は、両者のバランスを上手くとることが非常に重要です。なぜなら、お金には“日常生活ですぐに必要なお金”と“教育や老後資金など、長期にわたって増やしたいお金”があるからです。

「投資」は、中長期的に運用を行なっていくことでその利益がさらに運用され、資金が増えていく複利の効果を期待することもできます。つまり、「投資」で賢く資産を増やすには、運用コストを抑えることがとても大切なのです。

税制優遇で運用コストを抑えられる「NISA」

NISA(ニーサ)は、個人投資家のために平成26年1月よりスタートした税制優遇制度です。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資すると、利益や配当に対し20.315%の所得税が課税されます。しかし、NISA口座で取引することによって、毎年120万円までの投資にかかる利益・配当が非課税となり、投資の運用コストを抑えることができるのです。

知っておきたいNISAのポイント

NISAには細かい規定がたくさんありますが、まずは以下のポイントを抑えましょう。

① 非課税投資枠が1年毎に設定され、毎年120万円まで投資できます。

② いつでも払出し・売却が可能。ただし、払出し・売却をした分に対応する非課税投資枠は再利用できません。

③ 5年間の非課税期間が終わったら、口座内の金融商品の全額を翌年の非課税投資枠に移すか、課税口座に移すか、または、売却することを選択することができます。

④ 1年の非課税投資枠の未使用分は、翌年以降に繰り越せません。

NISAのメリットと注意点

NISAの最大のメリットは、購入した株式や投資信託などの金融商品の配当・譲渡益が非課税となること。NISA口座では年間120万円の範囲内で最長5年間、金融商品の購入が可能です。

重要なのは、NISAの非課税期間は5年間ということです。毎年投資した分の非課税枠はそれぞれ、5年が経過するごとに順次終了してしまうため、NISAを利用して非課税で同時に保有できる金融商品の上限は600万円までになります。

また、NISAを賢く利用するために、以下のポイントもおさえておきましょう。

① お取引可能なNISA口座は1人1口座まで

NISA口座は、日本国内にお住まいの20歳以上の方ならどなたでも利用できますが、1人1口座しか開設することができません。ただし、1年単位で開設する金融機関を変更することが可能です。

② すでに保有している株式や投資信託をNISA口座に移すことはできません

NISA口座は新規での投資が対象です。

③ 損益通算や損失の繰越ができません

NISAで取得した損益は一般口座や特定口座など他の口座と損益通算を行なうことができません。また、損失を翌年以降に繰り越すこともできません。

NISAの活用例

NISAの最大の魅力は税制上のメリットです。したがって、短期売買よりも中長期の保有の方がメリットを受けやすい仕組みになっています。NISAを利用することで、さまざまなライフプランに必要な資金を上手に形成していきましょう。

○ 教育資金

投資信託を中長期的に持ち続けることで、価格変動リスクを抑える効果と複利効果が期待できます。また、投資先を複数にする「分散投資」によってリスクを分散させるのも良いでしょう。さらに、毎月一定額ずつコツコツと投資をすれば、時間によるリスクの分散にもなります。

○ セカンドライフ資金

退職後の生活資金を形成するためには、できるだけリスクを抑えるだけでなく、しっかり増やしていくことが重要です。国内外の株式、債券などに分散投資するバランス型投資信託であれば、1つのファンドのなかで分散投資が行なわれていますから、さまざまな地域・種類への投資が簡単にできます。

○ 住宅購入資金

安定性を重視し、確実に資産を増やすことを重視した運用が良いでしょう。比較的安定した運用ができる国内債券等が中心の投資信託を利用することで、価格変動のリスクを小さく抑えることができます。

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