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2017 Dec.20
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.216

実は20代が一番現金主義!?
お金や言葉に関する世代間ギャップとは

実は20代が一番現金主義!?お金や言葉に関する世代間ギャップとは

みなさんはどのようなときに世代間ギャップを感じますか。世代間ギャップはさまざまな場面で感じられるものですが、お金のとらえ方にも現れている傾向です。2016年9月16日に明治安田生命保険相互会社が発表した「シニア層と若年層の世代間ギャップに関するアンケート調査」には、言葉やお金に関する世代間ギャップが浮き上がっていました。シニア層と若者層にはどのような世代間ギャップがあるのかレポートします!

「ヤバい」をポジティブに解釈できれば若者?

昔からある言葉でも、使い方や解釈の仕方の違いに世代間ギャップが現れることがあります。この調査では、近年若い人たちが頻繁に使う「ヤバイ」という言葉の受取り方の違いが報告されていました。本来「ヤバイ」の意味は「危険な」というような意味です。しかし20代と30代では、「とてもすばらしい・よい」と解釈する人がともに14.4%いるのに対し、40代になると7.2%と半減します。

また、「かっこいい・かわいい」と解釈した人が20代では5.6%、30代では3.9%いたのに対し、40代ではわずか2.2%、50代では1.7%にまで減少します。つまり、「ヤバイ」をポジティブに解釈する人の割合が、30代以前と40代以降で大きく変化するという世代間ギャップをみることができました。

この言葉を知っていれば若者?

次に若い世代から生まれた新語については、その認知度に世代間ギャップがみられます。「うざい」「ウケる」「パクる」「ナウい」「写メる」などは、すでに社会に浸透しているといえるでしょう。そのため、70代でも認知度が60%以上です。一方、比較的新しいと思われる「ディスる」は50代から認知度が急に下がり、「それな」「じわる」「タクる」「ふぁぼる」は40代から認知度が急に下がります。

しかし、実際にこれらの言葉を使ったことがあるかどうかということになると、70代でも高い認知率があった「うざい」「ウケる」「パクる」でも60代ですでに20%前後になります。つまり新しい言葉を知っていたとしても、使えるかどうかとなると、より世代間ギャップが顕著になることがわかります。

電子マネーは若者よりシニア層が活用していた!

言葉にみられる世代間ギャップは、若い人ほど新しい解釈や新しい言葉を使い、シニア層ほど従来の解釈のままで新しい言葉を使わない傾向があるという、比較的納得しやすい結果が出ました。ところが、お金に関しては少し意外な結果が出ています。

スーパーやコンビニエンスストアの支払方法についてのアンケートでは、最も現金を使う割合が高かったのは20代の75.0%で、最も低かったのが40代の66.7%でした。逆にクレジットカードを使う割合が最も高かったのは60代の35.6%で、最も低かったのが20代の19.4%です。また電子マネーを使う割合が最も高かったのが40代の36.1%で、下から2番目が20代の23.3%でした。最も低かったのは70代ですが、電子マネーの普及前の世代ということで除けば、30~60代まではどの世代も20代より電子マネーを使う割合が高かったという結果になります。

支払い方法の利用状況(複数回答)

参考:「シニア層と若年層の世代間ギャップに関するアンケート調査」

デジタルネイティブと呼ばれている20代が最も現金主義で、アナログ世代といわれているシニア層の方が、お金に関してはデジタル化を受け入れているといえます。

若者の車離れは本意じゃない?
シニアは思ったよりアクティブ志向?

世代間ギャップは消費意欲においても現れました。「欲しいもの・したいと思うこと」という質問に対して、20代では上位から順に家電・靴・海外旅行・車、30代は家電・海外旅行・車・靴という回答でした。若者が消費意欲をなくしているといわれますが、その象徴といわれる車が20代で4位、30代で3位に入っています。しかも、同年代の男性に限っていえばともに2位に車が入っていますので、いわれているほど車に対する興味を失っているわけではないことがわかります。

したがって、若者の車離れの原因は、興味をなくしたのではなく、経済的な理由などほかの理由が考えられます。一方、50~70代では海外旅行がトップとなっており、シニア層が若者以上に外向きでアクティブ志向であることがわかります。

最も資産を持っているシニア層はコトにお金をかける!

財務省の『説明資料[相続税・贈与税] 平成27年10月27日(火)』によると、個人金融資産1,700兆円の約60%にあたる約1,000兆円は、60代以上が保有しています。 このシニア層の支出について、総務省統計局『統計トピックスNo.90 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-』によれば、2014年の世代別の年間支出割合の比較では、国内旅行や海外旅行などの「パック旅行費」に支出した世代は60代がトップで20代や30代の約3倍、40代の約2倍となっています。

また、「スポーツクラブ使用料」でも圧倒的に60代がトップで、30歳未満の約6倍、40代の約3倍となります。そして「健康保持摂取品」への支出では70歳以上がトップとなっています。「モノからコト」「健康」に対する支出の高さにも世代間ギャップが現れているといえます。

Information

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