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2018 Jun.18
SURUGA Cycle Journal Vol.24

「走るを、遊べ。」ツール・ド・ニッポンとは
PRESSライダーレポート Vol.1

「走るを、遊べ。」ツール・ド・ニッポンとは PRESSライダーレポート Vol.1

2018年3月4日(日)、静岡県焼津市で「ツール・ド・ニッポン2018」が開幕した。年間15ステージ(予定)を国内各地で開催するサイクリングイベントだ。ツール・ド・ニッポンのイベントを「はしご」するサイクリストも多く、ツール・ド・ニッポンへの参加をきっかけとしたサイクルツーリズムの流れが確実に育っている。2018年シーズンは、スルガ銀行ロードバイクプロジェクトがPRESSライダーとして全イベントに同行取材し、イベント現場で感じたことを開催者と参加者の両側面から4回にわたりレポートする。

「夢が描ける開催地を」

ここ数年、観光振興策として多くのサイクリングイベントが各地で開催されるようになった。しかし一方で、なくなったイベントも少なくない。同日程に開催される各地のイベントは競合関係になり、サイクリストに支持されるプラン作りがイベントの成否を分けるようになった。ツール・ド・ニッポンを運営する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン(以下、RSJ)のチーフマーケッター袴田晃一郎氏は、圧倒的な経験量から得た知識により、イベントのプラン作りの引き出しが非常に多いことが強みだ。袴田氏曰く、「RSJが提供できるノウハウはもちろん大事な要素ですが、開催地と『夢』や『熱意』を共有できるかが一番大切なポイント。」だという。開催地の自治体と「共催」という形をとり、複数年にわたりイベントを成長させていくビジョンを常に描いている。

「地域特性を尖らせて」

ツール・ド・ニッポンで特徴的なものの一つが、それぞれのユニークなステージ愛称だ。「そのステージ名はなぜ?」と興味喚起をし、地域の特性を知らせるためのきっかけ作りになっている。なかでも一番気に入っているのは、8thステージ韮崎「戦国ヒルクライム」だ。イベントWebには「戦国武将武田家ゆかりの史跡が点在する韮崎市で行なわれるヒルクライム。武田の陣さながらの会場装飾で気分は戦国武将!会場、コースには甲冑を着た武士が戦いに挑む者たちを送り出す。戦国ヒルクライムにいざ出陣!」とある。そこまでやるか、という内容だが、現に「なぜ戦国ヒルクライムなんだ?」と思い、Webの解説を読み、今ではイベント後に史跡も見てみたいなと思っている。

2018年3月4日(日)
1stステージ焼津
「Fish Man Race in 焼津大井川港」

漁港を封鎖して行なうエンデューロ。恐らく、いや絶対他ではやっていない唯一無二のシチュエーション。港に漁船が停泊しているのはもちろん、コース横の装飾は大漁旗、焼津のゆるキャラ「やいちゃん」、表彰式では表彰カップの代わりにカツオのパネルと焼津色満載に仕上がっている。地元の協力が厚(熱)く、地域振興のお手本のようなステージだった。それにしても、自転車の楽しみ方はそれぞれだなと思う。

2018年3月18日(日)
2ndステージ阿見
「アーミーライド サイクルキャンプ in 阿見町」

2ndステージも非日常シチュエーションだった。茨城県阿見町北部に位置する自衛隊施設内で行なわれるエンデューロ(他の種目もあり)。開催までの調整がさぞ大変だったろうと想像しながら敷地のゲートへ。「手荷物チェックにご協力おねがいします。」と自衛官の方たち。未知の領域に足を踏み入れるワクワク感がたまらない。敷地内には戦車が並んでいてさらにテンションが上がる。エンデューロのコースでは、自衛官のみなさんが立哨員をされていてさらに驚き。そして優勝ジャージは。。。そう、迷彩。

2018年4月21日(土)
3rdステージ袖ヶ浦
「袖ヶ浦チャレンジ」

3rdステージはサーキットレース。100km、200kmをソロ、ペア、チームで走るチャレンジステージ。ソロには243.6km(100周)のインポッシブルチャレンジの設定もある。ストイックに「自分超え」にチャレンジするソロサイクリストもいれば、仲間と一緒に達成感を味わうチームサイクリストたちもいる。東京、横浜方面からも東京湾アクアラインでアクセスが良く、多くの参加者でサーキットが賑わうイベント。

2018年5月20日(日)
4thステージ由良
「白崎エンデューロ in 由良」

イベント前日から和歌山県全域に強風注意報が発令され、イベント当日も強風が止まず、残念ながらイベントは中止となってしまった。中止の一報を受けた時、1年間準備してきた開催地の方々とRSJスタッフの気持ちを考えると胸が痛んだ。全競技が中止される中、短時間ではあったが、大会スタッフ、ゲストライダーの誘導によるフリー走行が行なわれ、参加者たちは「自転車界のモナコグランプリ」と呼ばれる絶景をしばし楽しんだ。

4thステージまでを終えて
スルガ銀行ロードバイクプロジェクト 深田 聡朗

最近の私の自転車スタイルは、休日の早朝に荒川サイクリングロードで60~80km程度走り、10時頃には自宅に戻る「おひとりさまライド」が多い。人に気がねせずに走り、効率よく休日の時間を使える。というのがこのスタイルの利点だ。走りながら、仕事の事を含め、考え事をしたりもする。感覚的にはスポーツジムにたんたんと通っている感じだ。

今シーズン、PRESSライダーとしてここまで4ステージに行かせていただいた。RSJさんのご配慮で、毎回スタート前に「スルガ銀行が写真を撮ってSNSにアップしますよ」とご紹介いただいている。このおかげで、ツール・ド・ニッポンの常連さんと顔見知りになり、開催地の美味しいごはん屋さんを教えていただいた(これがホント旨かった!)。また、神奈川県から参加されている女性サイクリストの方から、エンデューロで毎周回「スルガさーん、頑張ってーー!」と声をかけられた。これが最初はちょっと恥ずかしかったが、周回を重ねているうちにだんだん気持ちよくなっていった。そして走りながら、「仲間とイベントで走るってこんな感じだったよな」と自転車に乗り始めた頃のことをあれこれ思い出した。エンデューロでピットに戻り周りを見てみると、周りのライダー(参加者)たちはみんな笑っている。運営スタッフたちも笑っている。難しい表情、悲しい表情の人はひとりもいない。

ここまでの結論。
自転車は楽しい、仲間と走るのはやっぱり楽しい、ツール・ド・ニッポンはめっちゃ楽しい!

Information 1

ツール・ド・ニッポン

走って遊べる、自転車のイベントシリーズ「ツール・ド・ニッポン」。
地域の魅力を知り、伝え広げてくれる方を1人でも多く増やし、日本を元気にしていくことを目指し、「土地ならでは」を体中に感じながら、旅行気分で楽しめる参加型自転車イベント。

Information 2

ロードバイク購入ローン

富士山や志賀高原のロングライド、かすみがうら市や熊谷市のエンデューロなど、どこのコースも走りたくなる「ツール・ド・ニッポン」。どうせなら乗り馴れた愛車で訪れてみたいものですね。そこでおすすめなのが、スルガ銀行のロードバイク購入ローンです。自転車本体の購入はもちろん、ライドイベントの参加費用、サイクルジャージ、フレームやホイールなどのパーツ類など、自転車にまつわるすべてのものにご利用いただけます。年利は一般的なクレジットカードのリボ払いや分割払いよりもお得。返済は最長120回。ご自分に合った返済プランを組み立てることが可能です。

スルガ銀行ロードバイクプロジェクト

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