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2019 Apr.8
SURUGA Cycle Journal Vol.38

女性やスポーツバイク初心者に大好評!
クロスバイクで体験する沼津縦断サイクリング

女性やスポーツバイク初心者に大好評!クロスバイクで体験する沼津縦断サイクリング

サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクトを推進している沼津市が、ビギナーサイクリストに嬉しいイベントを開催しました。その名も「沼津縦断クロスバイク体験サイクリング合宿」。さる2月23日(土)、24日(日)に行なわれたビギナー向けの合宿は、沼津の良さを自転車で味わい尽くしてしまおうというものでした。

伊豆半島の玄関口であり、「海越しの富士山」をはじめとする絶景と美食に恵まれた沼津市はビギナーがサイクリングを体験するには最適の地。本記事でその魅力に触れてください。

参加は誰でもOK、サイクリスト憧憬の地・沼津を走ろう!

これまでも、サイクリングコースの一部に船での移動を取り入れた「ぐるっと“ぬまいち”」など、ユニークなサイクリングイベントを企画してきた沼津市。美しい海岸線や富士山の絶景など、かねてからサイクリスト憧憬の地として知られている沼津市ですが、今回はスポーツサイクリングをこれから始めたいというビギナーの方々に対象を絞り、乗りやすいクロスバイクを使用して、以下のような内容の1泊2日の合宿を企画しました。

① 使用する自転車は沼津市が所有するレンタサイクル「ぬまクル」のクロスバイク
② 総距離約100kmのコースはスタートからゴールまでのワンウェイ(帰りは送迎バスを利用)
③ 服装は動きやすい(自転車に乗りやすい)ものであれば何でもOK
④ 先導、サポートはJCA公認サイクリングガイドのリンケージサイクリング田代恭崇氏、沼津市サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクトメンバー、スルガ銀行サイクリングプロジェクトメンバーが担当
⑤ サポートカーが伴走
⑥ 宿泊先は市内のホテル(東横INN富士山沼津駅北口Ⅱ)
⑦ 2日目はよしもと芸人(静岡県住みます芸人)「ちゅ~りっぷ」さんがサイクリングに参加
⑧ 参加費 12,000円(他に飲食費、入浴費等有り)

募集をしたところ、たちまち16名の定員に達したこの合宿。参加者の顔ぶれを見るとだいたい男女半々、年齢は40代、50代が中心で、「自転車は好きだけど持っていない」「サイクリングは初めて」という方ばかりでした。沼津市内在住の方もいれば、山梨県や神奈川県、東京都内から来たという方もいて、「気軽に参加してほしい」という願いが通じたのか、お一人で参加されている方も何名かいました。

1日目は下り中心、夜は懇親会で戸田漁港の海の幸を堪能

1日目の集合地は、沼津市から近いスルガ銀行御殿場サイクルステーション(御殿場東支店併設)。

朝9時に集合した参加者は、2004年アテネオリンピックロードレース日本代表である田代さんから自転車の操作方法や安全確認について教わったあと、晴天の空の下、3グループに分かれてクロスバイクに乗って出発しました。

初日のコースは、富士山の麓にある御殿場市から沼津市街へとひたすら南下、ずっと下り基調です。これはビギナーにとってはありがたいかぎり。しかも田代さんの設定したコースは極力幹線道路を避けているため、交通量が少なく、安全かつ快適なライドが楽しめます。

走るスピードも時速20km以下と、ビギナーにも優しいゆったりとしたペース。景色を楽しみながら走るにはぴったりです。しかも30分から1時間おきに休憩があって体にも優しい行程となっています。

スタートして1時間後には、裾野市にある交流スペースの「いわなみキッチン」に到着。

「いわなみキッチン」は異業種交流や商談会などソーシャルな場から、料理教室などの趣味の集まりまで様々な交流企画を行なう場所です。

お弁当を開いての昼食。

次の目的地の三嶋大社ではアップダウンのある2日目のサイクリングの無事を全員で祈願し、「道の駅伊豆ゲートウェイ函南」でトイレ休憩。その後沼津へ。

そして沼津港を経由して、日本百景に選ばれている千本松原へ。

夕方4時には宿泊先である東横INN(富士山沼津駅北口Ⅱ)にゴールしました。
夜は西伊豆の戸田漁港から直送された新鮮な魚介類が味わえる、ホテル近くの居酒屋『海老や』で懇親会を開催。1日を終えての懇親会では参加者の方々もサポートのメンバーもすっかり和気あいあいで、会話に花が咲きました。

サイクリストウェルカムのバイシクルピット

2日目の朝はちゅ~りっぷさんのお二人が合流してスタート。

いったん内陸部の狩野川沿いを走って駿河湾沿いの西浦、三津方面へと出ます。

沿道は伊豆名物の河津桜が満開。

2月にしてすでに春の景色です。

海沿いの道に出たあとは、みかん直売所の「OH!MOS(オーモス)」へ。

スルガ銀行サイクリングプロジェクトのサイクリングイベントではお馴染みの「メゾン・ド・メール・貝殻亭」に寄り、買い物や食事を楽しみました。

貝殻亭は駿河湾に面した富士山を臨む絶好のロケーションにあり、地場の新鮮な魚を使った美味しい料理がいただけます。

今回のイベントのいいところはサポートカー付きで荷物を預けることができる点。おかげで「OH!MOS」では重いみかんやジュースも買い放題。

参加者からは「荷物を気にせず沢山買えて良かったです!」という声をいただきました。

注目したいポイントはもうひとつあります。今回の立ち寄り先に共通しているのは、どこもサイクリストウェルカムであるところ。
サイクルラックが備え付けてあったり、修理工具や空気入れを貸してくれたり、サイクリストに休憩場所を提供してくれたりする、こうした施設は「BICYCLE PIT(バイシクルピット)」として沼津市から登録を受けています。

これももちろん、サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクトの一環として整備されているものです。その代表的なものが、沼津市内の旧沼津市立静浦東小学校をリノベーションした「NUMAZUサイクルステーション静浦東」です。自転車の整備場所や更衣室を設けた同ステーションは伊豆半島サイクリングの拠点として活用されています。沼津市のこうした取り組みに静岡県も賛同、県内各所に「BICYCLE PIT」が増えてきています。

2日間にわたる合宿のクライマックスは海岸線の大瀬崎付近から戸田までのアップダウンです。

県道17号線は高低差のある海岸線でブラインドコーナーも多く、伊豆半島の特徴的な道路です。サイクリストにとっては体力的に消耗するコースです。

そのかわり沿道には「煌めきの丘」や「出逢い岬」といった富士山や駿河湾のビューポイントが待っています。

プラス、途中には信号が少ないのもこのコースの魅力。

1日目と違って2日目は、より坂も多く決して楽なコースではなかったものの、寒くもなく暑くもなくといった天気も幸いし、全員無事に、ゴールの「道の駅くるら戸田」に辿り着きました。

この達成感は、走ったものでしかわかりません。「道の駅くるら戸田」では待望の温泉に入浴。2日間、約100kmのサイクリングを終え、達成感に満たされながらの温泉は最高です。このころになると参加者同士で、連絡先やSNSのアドレスなどを交換しあう姿も多く見られました。帰りのバスではちゅ~りっぷさんが話芸を披露。退屈知らずの移動となりました。

手厚いサポートと魅力的なコース設定で大満足

参加者のみなさんからは「素晴らしいサポートで走ることに集中できたとても楽しいライドでした」と大好評だった本イベント。「合宿」としたことで参加者とサポートメンバーの垣根がなくなり、全員で同じ感動や体験を共有できたことが良かったようです。

あらためて今回のイベントの好評だった点を挙げてみると……

  • 時間に余裕のある、サイクリング初心者に優しい走行ペースとスケジュール
  • お手頃な参加費、専用のウェアや自前の自転車を必要としない手軽さ
  • 初心者でも乗りやすいクロスバイクを使用
  • リンケージサイクリング、沼津市サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクトチーム、スルガ銀行サイクリングプロジェクトメンバーによる手厚いサポート
  • ゴールの戸田からはバスで帰る至れり尽くせりのワンウェイのコース
  • 信号や交通量が少なく走りやすい道(1日目は下り中心)
  • 沼津の夜や懇親会が楽しめる市街での宿泊
  • 『海老や』『メゾン・ド・メール・貝殻亭』で味わえる海の幸
  • 駿河湾と富士山の絶景(煌めきの丘、出逢い岬など絶景ポイント多数)
  • サイクリストウェルカムな「BICYCLE PIT」(いわなみキッチン、伊豆ゲートウェイ函南、沼津港大型展望水門「びゅうお」、東横INN富士山沼津駅北口Ⅱ、メゾン・ド・メール・貝殻亭、OH!MOS、くるら戸田他)
  • ゴール到着後は温泉入浴

等々、サイクリストフレンドリーエリアの沼津市ならではのコンテンツを提供することができました。
スルガ銀行も地元沼津市のパートナー企業として、2019年も引き続き連携してのサイクリングイベントを進めていく予定です。
沼津は東京からだと新幹線や高速道路利用で1時間強の距離。まずは一度、サイクリングを楽しみにきてみませんか。

サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクトチーム
沼津市産業振興部スポーツ交流推進室 主査

横山憲利さんから“ヒトコト”

沼津市には、自転車に乗って走ってほしいと思うところがたくさんあります。海越しの富士山を眺めるコースは絶景です。サイクリングの休憩に適したカフェや飲食店もコース沿いに豊富にあり、海の幸、山の幸を堪能できます。

沼津市では、誰でも手軽にサイクリングを楽しむ環境整備を進め、沼津に行ったら、自転車に乗って観光したいと思っていただける方が増えるよう、サイクリストフレンドリーエリアを目指して日々活動しております。

今後も、様々な自転車を活用したイベントを企画しております。日常的に自転車を楽しんでいる方も、これから始めたいと思っている方も、ぜひ一度、沼津×サイクリングを体験してみてください。

Information 1

静岡県沼津市

https://www.city.numazu.shizuoka.jp/

サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクト

2020年東京オリンピック・パラリンピック自転車競技の一部会場が伊豆市となることを契機に「海越しの富士山が見える日本有数の景観」等の魅力を発信し、沼津、伊豆エリアをサイクリストや観光客が選ぶ、日本一・世界一のサイクリストフレンドリーエリアに育てるプロジェクトで、沼津市役所の中堅・若手職員を中心に構成している。

バイシクルピット

自転車利用者に自転車修理工具や空気入れの貸出や休憩場所の提供等のサービスを提供するスポット。現在、沼津市はじめ3市1町に155か所が登録。

東横 INN 富士山沼津駅北口Ⅱ

館内1Fに駐輪室があり、宿泊時には自転車を預かってもらえます。

リンケージサイクリング

http://linkagecycling.com/

Information 2

いわなみキッチン

http://www.city.susono.shizuoka.jp/jigyosha/7821.html

漁師料理の店 海老や

http://www.e-heda.com/ebiya/

OH!MOS

http://www.wbs.ne.jp/bt/noushinkyo/sanchoku/ohmos.html

メゾン・ド・メール・貝殻亭

http://www.kaigaratei.com/

Information 3

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