デザイナーとオペレーター、それぞれの違いを楽しむ

まだ入社2年目ながら、社内で頼られるほどのデザイナー・オペレーターとして活躍する鈴木さん。現在の仕事のやりがいをこう話します。
「アライデザイン工芸では、あらゆる制作を行なっています。街に掲出する看板やのぼり、ポスターなどは、自分が手がけたものを街中で目にできるので、とてもやりがいがあります」
また「Tシャツやノベルティグッズもお客さまが触れるものなので、使う人をイメージしながらデザインをしています。実際に使ってくださるのを見ると、すごく嬉しいですね」と笑顔で話します。
鈴木さんはデザイナーとしてだけでなく、オペレーターの面でも周囲の人に頼りにされているそう。
「機械に触るのが好きなせいか、ここにあるさまざまな印刷や制作に関するマシンを操作できるようになりました。オペレーターの仕事はデザイナーとは違い、いかにムダなく効率的に行なうかを第一に考えます。今あるものをより良くするというよりも、いかに段取り良く工程を管理してロスを減らせるかが重要であり、そういった細かな部分にもこだわっています」
ものを生み出すことと、そのプロセスをスムーズにすること。その両面を鈴木さんは担っているのです。
イメージをカタチにして多くの人に喜んでもらう

看板やTシャツといった平面へのデザイン、コップやペンなどの立体物へのデザイン、さらに印刷やカッティングなど多岐にわたる機械類のオペレーションもこなし、マルチに活躍する鈴木さん。
「現在は複数のプロジェクトを手がけられるようになり、自分自身の成長を実感しています。デザインもオペレーションも、屋内外のどちらで使うか、発色や見え方はどうすれば良いか…などを判断する経験値も増え、これからさらにいろいろなものを制作していきたいです」
また鈴木さんは、これからもクリエイティブな仕事に携わっていくため、新しいものを積極的に取り入れるようにしているそう。
「サインやディスプレイ、印刷機器や素材などに関する展示会に足を運んで、これからどんなことができるのかをいつも考えています。技術の進化が凄いので、自分たちも新しいものを取り入れて常にチャレンジしていたいですね」
鈴木さんが抱く想いは、手がけたものを見たり触れたりするお客さまに、驚きや何かしらの印象を残したいということ。
「自分の仕事は、情報をいろんなカタチにする仕事です。少しでも多くの人に喜んでもらえるものを、これからもつくりつづけていきたいですね」
今後どのようなアイデアを実現して、私たちを驚かせてくれるのでしょうか。

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