医療費控除って知っていますか?
不妊治療費を確定申告することで
税金が戻ってくるんです!

Q:

医療費控除とは?


A: 医療費が多くかかった年は税金を安くしましょうという仕組みです。ご家族で医療費の総額が、1年間10万円を超える場合が対象です。
医療費控除の対象上限金額は1年間で200万円です。

医療費控除の対象例

医療費控除対象 医療費控除対象外

・病院での診察、お薬代、歯の治療費など
(不妊治療費も対象)

・治療や療養に必要な医薬品購入費

・治療のために通った鍼や鍼灸、マッサージ費

・審美歯科

・美容外科手術代

・健康食品、健康ドリンク、サプリ代

・人間ドックや健康診断費

・コンタクトレンズ、メガネ代

・治療のための宿泊費、入院個室ベッドの差額代

医療費控除の手続手順です。

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医療費控除を受けるためには確定申告をする必要があります。


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対象となる期間は?

その年の1月1日~12月31日までの期間です。
(治療が1年以上にわたる場合でもその年の1月1日~12月31日に支払った金額で計算されます)

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いつ確定申告をすればいいの?

確定申告の時期である翌年の2月16日~3月15日までです。

※確定申告時期は税務署が混み合うので上記期間の前に、あらかじめ準備しておくとスムーズにお手続ができます。

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確定申告はどうやってするの?

確定申告書が必要になります。税務署にある用紙に記入して作成するほかに、国税庁のホームページでも作成できます。またインターネットで申告まで完結するe-Taxも利用できます。

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用意する書類

□ 源泉徴収票

□ 還付申告をする年の医療費のレシートや領収書、交通費のレシートや領収書

□ 保険金や助成金で補填された金額がある場合にはその金額がわかるもの

□ 還付金の振込をしてもらう申告者の口座番号

□<マイナンバーカードをお持ちの方>マイナンバーカード
<マイナンバーカードをお持ちでない方>
①通知カードやマイナンバーの記載のある住民票の写し等のうちいずれか1つ
②運転免許証、公的医療保険の被保険者証、パスポート、在留カード等のうちいずれか1つ

□<昨年分の確定申告をされている方>昨年分の申告書等の控え

□<確定申告会場で電子申告をされたことのある方>
①利用者識別番号を取得した際に交付された「利用者識別番号等の通知」
(利用者識別番号および暗証番号の記載がある書類)
②上記①がない場合は、事前に税務署から送付されたはがきなどで「利用者識別番号が
 分かる書類」

上記は2021年6月1日現在の税制に基づき作成しています。
また、医療費控除について、さらに詳しくは国税庁のホームページをご覧になるか、所轄の税務署にお問い合わせください。

《医療費控除を受けるために》

医療費に関する領収書は大切に保管しておき、確定申告を行いましょう。
不妊治療費用の資金準備方法の一つとして、スルガ銀行の不妊治療サポートローンがございます。
医療費控除の還付金が振り込まれたら、ローンのご返済に充てることも可能です。

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