Xiborg

義足テクノロジーで、「誰もが走れる社会」へ

スルガ銀行は、2017年より、義足メーカー「株式会社Xiborg」および同社が義足を提供しているアスリートの池田樹生選手の支援を行っています。

現在Xiborg社は、「義足であることを意識することがない未来」の実現に向け、

  • 健常者よりも速い義足アスリートの誕生を目標とした競技用義足
  • 足の不自由な方がだれでも当たり前に走り、健常者と同じように生活するための安価な義足
  • ユーザーの身体と一体化し、見た目も機能も健常者の足と変わらないレベルの精緻な義足

等の研究・開発をすすめています。

当社は、これからも株式会社Xiborgおよび池田選手への支援を通じて、障がいのある方とない方の垣根をなくし、ともに活躍できる社会を目指してまいります。

株式会社Xiborg 遠藤 謙 代表 コメント

株式会社Xiborgは「すべての人に動く喜びを」届けることを目標に、主にスポーツ用義足の開発や普及を行っております。
パラリンピックを目指すトップアスリートの義足は選手の体の一部であり、0.01秒でも速く走るために日々選手たちと一緒に開発を進めております。
また、トップアスリート向けの義足づくりで得られた知見を一般の方向けに応用し、安価でより気軽に使えるスポーツ用義足の開発と普及も行っております。
F1から乗用車の技術が生まれるように、パラスポーツからスポーツ用義足の普及モデルを生み出し、足がないことで諦めてしまっているスポーツを誰でも楽しめるような社会を目指しています。

池田樹生選手は、先天的に片足だけでなく、片腕も短い状態で生まれ、義足や義手を用いて世界と戦っているXiborgでの象徴的な選手です。
今後とも、池田選手へのサポートを通して、障がいのあるなしにかかわらず、楽しくスポーツができるような社会を目指していきたいと考えております。

遠藤 謙 氏 1978年 静岡県沼津市生まれ

米マサチューセッツ工科大学在学中に義足の開発研究を開始。帰国後の2014年に、元陸上選手の為末大氏らとともに競技用義足の研究開発企業「株式会社Xiborg」を起業、代表取締役に就任。

受賞歴

  • 2019年 ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」選出
  • 2020年 Business Insider Japan「ビジネスを変えるアジアの100人」選出

株式会社Xiborg ホームページ

池田 樹生 選手 コメント

皆さん、はじめまして!パラ陸上競技をやっております、池田樹生です。
私は手足に先天性の障がいがあり、義足と義手を着用して競技に取り組んでおります。
そんな私は人間の身体の可能性を世界に証明する為に2024年のパリパラリンピック出場およびT64クラス(片足膝下切断)の100m決勝進出を目標に日々の練習に励んでいます!
この目標の実現に向け、義足の開発を担当するXiborgさま、スポンサー企業の皆さま、コーチやトレーナーの方々など、多くの方のサポートを受けながら走らせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

引続き尽力して参りますので、応援よろしくお願いいたします!

池田 樹生 選手 1996年 愛知県豊田市生まれ

先天性の障がいをもって生まれるも、野球、サッカー、バスケットボールとさまざまな競技にチャレンジ。高校生時代に本格的に陸上競技部に入部し、パラ陸上競技への扉を開ける。
現在はデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社に所属し、社会人アスリートとして競技と仕事の二足の草鞋を履きながら目標の実現を目指している。

受賞歴

  • 記録 T64クラス400m 日本記録保持者
    • 陸上競技は障がいの種類によりクラスが分けられており、T64クラスは片下肢の膝から下が欠損している競技者クラス。
  • 世界パラ陸上競技選手権日本代表 400m8位入賞・4×100mリレー銅メダル
  • 2019年7月T64クラス100mで11″97 日本人義足スプリンター4人目となる11秒台を記録

池田樹生オフィシャルサイト