お知らせ

一覧に戻る

ベルナール・ビュフェの美術作品の譲渡について

2021年1月13日

 株式会社静岡新聞社(代表取締役社長 大石 剛、以下「静岡新聞社」)に保有するベルナール・ビュフェの美術作品(以下、「ビュフェ作品」)を譲渡する契約を締結いたしました。
 当社は、中期経営計画“Re:Start2025”にて掲げた持続可能なビジネスモデルの展開へ向けて、強固な財務基盤を構築するために、構造改革によって経営資源配分の最適化を図り、事業基盤の整備を進めております。
一方、当社の保有するビュフェ作品は、ベルナール・ビュフェ美術館(以下、「美術館」)の展示対象の大半を占め、美術館の運営上不可欠なものとなっております。また、美術館は長年地域の方々に親しまれ、地域の重要な文化施設でもあることから、単純な保有資産の譲渡の観点だけではなく、美術館の運営継続を前提に、ビュフェ作品の譲渡先を静岡新聞社に決定いたしました。
 譲渡先である静岡新聞社は、県内有数の優良企業であり、地域貢献や文化活動にも積極的に取組まれ、美術展の主催実績も多いことから、譲渡先として相応しいと考えております。
 当社は、ビュフェ作品の譲渡後においても美術館運営に出来る限り協力し、地域の文化振興と、豊かな社会の実現に貢献してまいります。

譲渡契約の概要

譲渡契約
締結日
2021年1月13日
譲渡対象
美術作品
ビュフェ作品632点
譲渡先
概要
(1) 名称 株式会社 静岡新聞社
(2) 所在地 静岡県静岡市
駿河区登呂3-1-1
(3) 代表者 代表取締役社長 
大石 剛
(4) 事業内容 新聞発行、出版、印刷
(5) 資本金 1億5,000万円
財務への
影響
2021年3期通期業績に及ぼす影響は軽微です

ベルナール・ビュフェ美術館の概要

戦後の具象画壇を代表するフランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示するために、岡野喜一郎氏によって1973年11月に創設されました。収蔵作品数は油彩画、水彩画、素描、版画、挿画本、ポスター等あわせて2,000点を超え、世界一のビュフェコレクションを誇っています。

  • 当社第三代頭取

本件に関するお問い合わせ先

スルガ銀行株式会社 総合企画本部 広報室
電話:03-3279-5536