お知らせ
株式会社プレジャーとの「自転車振興に関するパートナーシップ協定」の締結について
2022年2月10日
2月10日(木)、株式会社プレジャー(社長:木村 仁彦、以下「プレジャー」)と「自転車振興に関するパートナーシップ協定」を締結いたしました。
1. 背景・目的
伊豆半島最南端に位置する静岡県賀茂郡南伊豆町は、海底火山が生み出した断崖、国内屈指の透明度を誇る海、広葉樹の自然林など「秘境」と称されるに相応しい美しい景観を有し、起伏に富んだ地形とともにサイクリングに最高のロケーションを備えております。その一方で、飲食、宿泊、休憩が出来る施設がない事から、サイクルツーリズムの空白地帯となっていました
プレジャーは、2021年11月、南伊豆町に自転車特化型宿泊施設「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu(ジュウザ サイクルヤド ミナミイズ、以下「JU-ZA」)」を開業し、伊豆半島のサイクルツーリズムの新たな拠点として、サイクリストや自転車業界関係者から注目されております。
本協定の締結により、今後は当社が2021年9月に伊豆半島における自転車振興の活動拠点として伊豆市に開設した「サイクルステーションKANO BASE(カノベース、以下「KANO BASE」)」と「JU-ZA」をベースに伊豆半島における新たなサイクリングスタイルを発信し、南伊豆エリアの活性化を図ってまいります。
2. パートナーシップ協定による活動内容
本協定の締結により、今後は当社の「KANO BASE」とプレジャーの「JU-ZA」とを結ぶサイクリングイベントを共同で実施いたします。
本イベントでは、「グループライド」と「フリーライド」の2つをご用意いたします。「グループライド」は、参加者を1回あたり7名に限定した宿泊付きサイクリングです。ライドリーダーはアテネオリンピックロードレースプレーヤーの田代恭崇氏が務めます。「フリーライド」は、事前に決められた時間内に各自がお好きなタイミングでスタートするマイペースなサイクリングです。
開催にあたっては、感染拡大防止に十分配慮し、新しい生活様式に即した「密」にならずにお楽しみいただける時期・運営形態といたします。サイクリストに特化した施設である「KANO BASE」と「JU-ZA」の利便性を活用いただくとともに、より多くの方に自然豊かな南伊豆エリアの魅力を体感していただける環境づくりを推進してまいります。
当社は、今後も自転車に携わる皆さまと協力し、静岡県、神奈川県の自転車振興の支援を通じて、交流人口の拡大と地域の活性化に努めてまいります。
3. 「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu(ジュウザ サイクルヤド ミナミイズ)」について
自転車を安全に保管しながら宿泊をしたいサイクリストと、過疎化が進む南伊豆町両者の問題解決を図るべく、築56年の元民宿が南伊豆サイクリングの新拠点として生まれ変わりました。サイクルピットやシャワーブースなど、サイクリストに特化した設備を備えつつ、観光者のショートステイやワーケーション施設としても利用可能です。
さらに、「分散型ホテル」というコンセプトのもと、町内の温泉施設や店舗の利用推奨、地場産の食材を用いた朝食スープ企画など、地域還元を盛り込んだ新しい宿のあり方を提案しています。
住所 | 〒415-0532 静岡県賀茂郡南伊豆町子浦1669 |
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客室数 | 和室4室(1~3名定員) ドミトリー(8ベッド) /木造2階建て |
館内設備 |
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アクセス | 伊豆急下田駅から東海バス「子浦」下車(約60分)。バス停から徒歩7分。 |
その他 | Wi-Fi完備、全室禁煙 |
スルガ銀行サイクリングプロジェクトについて
当社は、地域の観光資源と連携したサイクルツーリズムの推進や、自転車の機動性を活かしたきめ細やかな観光情報の発信を通じて、これからも地域の活性化に貢献してまいります。
当社が業務提携している「ツール・ド・ニッポン(一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン)」が実施したサイクリスト国勢調査2021において、サイクリストが地域を訪れる際の予算は、1回、1人あたり平均約3.7万円と推計しております。
●スルガ銀行グループのマテリアリティ(重要な課題)
サステナブルな地域経済・社会の構築
サステナブルな地域経済・社会の構築
●関連する SDGs
目標 9
産業と技術革新の基盤をつくろう
目標 11
住み続けられるまちづくりを
目標 17
パートナーシップで目標を達成しよう
以 上
本件に関するお問い合わせ先
スルガ銀行株式会社 | 総合企画本部 広報室 電話:03-3279-5536 |
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