お知らせ
「官民連携による富士山南麓地域における
サイクルツーリズム環境創出社会実験」への参画について
2023年8月30日
スルガ銀行株式会社(社長:加藤 広亮、以下「スルガ銀行」)は、2023年9月より静岡県富士市(市長:小長井 義正、以下「富士市」)で実施される「官民連携による富士山南麓地域におけるサイクルツーリズム環境創出社会実験」に参画いたします。

富士市での本社会実験の実施は、令和4年度に国土交通省に採択されたものです。富士市は「自転車に乗ることが 楽しくて 笑顔になるまち ふじ」の実現を目指しており、スルガ銀行は、長年の自転車振興活動で培ったノウハウを活かし、レンタサイクルの運営に関するアドバイスや広報活動、実験結果の検証などで本社会実験に参画することで、富士市および静岡県の自転車振興の支援、交流人口の拡大と地域活性化に努めてまいります。
社会実験の目的
富士市を中心とした富士山南麓地域では、他のエリアと比較して観光消費額が少ないことや、市内周遊の手段が車に依存し二次交通が不足している、自転車の利用ニーズに対し受入環境が整備されていない、サイクルツーリズムが地域に経済的な潤いをもたらす仕組みがない、といった複数の課題があります。手軽な移動手段として、また娯楽面や環境面、健康面からも注目されている自転車を活用したさまざまな取組みを官民連携で実施し、地域課題の解決へ向けその効果について分析、検証を行い、サイクルツーリズム振興による新たな賑わいの創出を検討します。
具体的には、①ニーズに対応した自転車の貸出・充電拠点の設置 ②安全・安心・快適なサイクリング環境の創出 ③自転車を活用した観光アクティビティの発信 などの施策により、新たな二次交通としての自転車利用を推進します。また、富士市を拠点として富士山一周ルートと太平洋岸自転車道が有機的に接続した広域サイクリング環境の実現を目指します。
社会実験の概要
名称 | FUJI RIDE & CHALLENGE! |
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実施期間 | 2023年9月2日(土)~2023年11月19日(日) |
実施 イベント |
①レンタサイクル 富士市内3ヶ所に電動アシスト付きのレンタサイクルと、充電拠点となるバッテリーステーションを設置。市内の回遊性向上を図る。 |
②コネクトサイクル 新幹線のJR新富士駅と在来線のJR富士駅間に臨時のレンタサイクルスポットを設置。駅間の回遊性向上を図る。 |
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③サイクルトレイン 2両編成のうち1両を自転車ユーザー専用とする岳南電車を運行し、自転車と一緒に目的地の近くまで移動を可能にする。 |
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④サイクルツアー 初級者から上級者まで楽しめる多彩なツアーを企画。レバンテフジ静岡のプロ選手と巡るツアーやサイクルトレインを使ったモニターツアーなども実施予定。 |
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参画団体・企業 | 「富士山南麓地域におけるサイクルツーリズム実行委員会」 富士市、ジヤトコ株式会社、一般社団法人富士山観光交流ビューロー、富士川まちづくり株式会社、 岳南電車株式会社、BCクリエイト合同会社(レバンテフジ静岡)、スルガ銀行 |
その他 | 出発式セレモニー開催予定 日時 : 2023年9月2日(土) 10:30~ 場所 : 道の駅 富士川楽座 1階南側入口付近 (〒421-3305 静岡県富士市岩淵1488−1) |
スルガ銀行サイクリングプロジェクトについて
当社は、地域の観光資源と連携したサイクルツーリズムの推進や、自転車の機動性を活かしたきめ細やかな観光情報の発信を通じて、これからも地域の活性化に貢献してまいります。
当社が業務提携している「ツール・ド・ニッポン(一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン)」が実施したサイクリスト国勢調査2021において、サイクリストが地域を訪れる際の予算は、1回、1人あたり平均約3.7万円と推計しております。
●スルガ銀行グループのマテリアリティ(重要な課題)
サステナブルな地域経済・社会の構築
●関連する SDGs

目標 9
産業と技術革新の基盤をつくろう

目標 11
住み続けられるまちづくりを

目標 17
パートナーシップで目標を達成しよう
以 上
本件に関するお問い合わせ先
スルガ銀行株式会社 | 総合企画本部 広報室 電話:03-3279-5536 |
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