スルガ銀行株式会社（代表取締役社長：加藤 広亮）が地域企業の脱炭素経営の支援を目的に、2024年6月に提供を開始したＣＯ２排出量算定サービス「しずおかＧＸサポート」につきまして、このたび新たに5つの信用金庫が取扱いを開始するとともに、2024年度中の導入を予定している金融機関があることから、本年度を目途に静岡県内に本拠地を置くすべての地方銀行・信用金庫で提供可能なＣＯ２排出量算定サービスとなります。

　今後は、「しずおかＧＸサポート」で算定されたＣＯ２排出量データを地方公共団体とも共有し、地域の脱炭素化の実現に向けて活用する方針です。このように地域金融機関が共通のサービスを活用するとともに、地方公共団体と連携して推進する取組みは国内初の事例となります。

　また、2024年5月に静岡県が設置した「しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアム」との連携を通じて、「しずおかＧＸサポート」など地域金融機関が提供する脱炭素ソリューションのナレッジを共有する場を設けるなど、地域企業の脱炭素経営を伴走支援する社員の育成にも協力して取り組みます。
　これからも、地域の課題解決に向けて、地域金融機関ならではの経営資源を活かすとともに、地方公共団体・地域企業・地域金融機関が連携して、「しずおかＧＸサポート」がめざす「経済」「環境」「社会」が好循環する地域循環共生圏の形成を推進してまいります。

しずおかＧＸサポート連携金融機関一覧