お知らせ
ZEH賃貸マンション運用ファンドへのグリーンファイナンス実行について
2025年11月28日
スルガ銀行株式会社(本店:静岡県沼津市、代表取締役社長:加藤 広亮、以下「スルガ銀行」)は、SBI東西リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平澤 順、以下「SBI東西リアルティ」)がアセットマネジャーを務めるZEH2合同会社(以下、「本ファンド」)向けに、2025年11月14日付でグリーンファイナンスを実行いたしました。
本ファンドでは、新生信託銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井 正貴)がシニアローンを提供し※1、スルガ銀行及び芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:織田 寛明)、その他1社がメザニンローンを提供するほか、計5社が匿名組合出資をしています。なお、株式会社SBI新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉、以下「SBI新生銀行」)サステナブルインパクト評価室では、シニアローンに対して「SBI新生銀行グループグリーンファイナンス・フレームワーク」※2への適合性評価を実施し、またメザニンローン及び匿名組合出資に対しては「グリーンローン原則」への適合性評価を実施しております。
スルガ銀行グループは、「環境保全への貢献」をマテリアリティ(優先的に取り組むべき重要課題)に設定しております。今後も投融資を通じて社会課題解決の取組みを進めるお客さまを支援し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
SBI新生銀行サステナブルインパクト評価室によるグリーンファイナンス評価の概要
| 借入人 | ZEH2合同会社 |
|---|---|
| 貸付人 | 新生信託銀行株式会社、スルガ銀行株式会社、芙蓉総合リース株式会社(五十音順)、その他1社 |
| 匿名組合出資者 | ANAファシリティーズ株式会社、七十七キャピタル株式会社、芙蓉総合リース株式会社、(五十音順)、その他2社 |
| アセットマネジャー | SBI東西リアルティ株式会社 |
| サブ・アセットマネジャー | ANAファシリティーズ株式会社 |
| 資金使途 | ZEH賃貸マンション運用のための物件取得費用及び関連費用等 |
| 本プロジェクトの意義 | 省エネルギーに関する事業、グリーンビルディングに関する事業
|
| 本件がもたらす環境改善効果と社会的課題との整合性 | SDGsでは主に「目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう」、「目標11 住み続けられるまちづくりを」「目標13 気候変動に具体的な対策を」に貢献すると考えられる。 国の課題認識や方針とも整合していると評価した。 |
| 本ファイナンスに関する その他の評価ポイント |
本ファンドのアセットマネジャーであるSBI東西リアルティは、ZEH賃貸マンションの普及促進を通じてカーボンニュートラルの実現に寄与することを目指している。また本プロジェクトは、アセットマネジャーの組織的なサステナビリティ関連方針に合致しており、組織の方針と整合したプロジェクトの選定プロセスがあると評価した。 |
- SBI新生銀行による信託勘定向け融資によって調達した資金を原資として、新生信託銀行株式会社が実行いたしました。
- 「SBI新生銀行グループグリーンファイナンス・フレームワーク」の概要については、下記URLをご参照ください。
https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/green/
- 本ファンドの主な対象は省エネと創エネ合わせて50%エネルギー削減を達成する、「ZEH Ready」(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・レディ)以上のZEH認証を取得した住戸ですが、集合住宅では、太陽光パネルの設置可能面積の制約等から、同一建物のなかに一部ZEH認証のない住戸が含まれる場合があります。但し、全ての住戸はZEH Oriented(ゼロ・エネルギー・ハウス指向型住宅)相当以上の省エネ基準を満たします。
以 上
●関連するスルガ銀行グループのマテリアリティ(重要課題)
サステナブルな地域経済・社会の構築
環境保全への貢献
●関連するSDGs




本件に関するメディアの方からのお問い合わせ先
| スルガ銀行株式会社 | 総合企画本部 広報室 電話:03-3279-5536 |
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