地域経済・社会への貢献活動

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一般財団法人スルガ奨学財団

1963年、 孝心あつく、 勤倹貯蓄の精神に富み、 公徳心にすぐれる等、 学業、 人物ともに優秀かつ健康な学生 ・ 生徒に奨学援護を行い、 社会有用の人材を育成することを目的として、 財団法人駿河奨学会(現:一般財団法人スルガ奨学財団)を設立いたしました。現在は、 高校生対象の奨学金制度に加え、大学生奨学金制度、外国人大学留学生奨学金制度、高校特別奨学金制度(高校2年生および3年生を対象とした海外研修制度)を設け、高校在学3年間、大学在学4年間、外国人留学生の大学在学2年間、それぞれ返還義務のない奨学金を給与しております。奨学金制度による卒業生は、2024年3月末で6,010名になりました。
2023年度サマーガイダンスは、4年振りに集合形式にて開催することができました。講師による講演、フィリピン・セブ島にて海外研修を行った研修生による研修報告の他、奨学生同士の交流会を実施しました。

奨学生交流会の様子
奨学生交流会の様子

ファルマバレープロジェクトへの積極的参加

静岡県が県東部地域を中心にしている産学官金協働の「ファルマバレープロジェクト」を、2001年の富士山麓先端医療産業集積構想の策定当初よりサポートしております。静岡県は、医薬品・医療機器の生産額が全国トップレベルであり、中でも、県東部には製薬・医療機器関連の工場や研究拠点が集積しています。「健康増進・疾病克服」と「経済基盤の確立」を軸に、世界一の健康長寿県を目指して、ものづくり・ひとづくり・まちづくりを展開するファルマバレープロジェクトが、サステナブルな地域経済・社会の構築につながると考え、積極的に参加しております。そして、高齢化が進む静岡県で、住民視点の豊かな暮らしと充実した医療・福祉・介護を提供する取組みとして策定された「医療田園都市構想」の実現に向けて、引続き、地域金融機関として貢献してまいります。

静岡がんセンター公開講座への特別協賛

ファルマバレープロジェクトの核ともいえる静岡県立静岡がんセンターが行う公開講座に、2004年より特別協賛しております。2023年で20回目を迎えた公開講座は、インターネットによる動画配信を加えたハイブリッド方式で、2023年10月14日から2024年1月27日まで全5回開催いたしました。高い医療水準を誇る静岡県立静岡がんセンターの医師等が、最新のがんに関する情報や治療方法などについてわかりやすく解説する公開講座へ多くの方々にご参加いただきました。