日本の少子高齢化は今後ますます進み、人口減少に伴う地域経済の衰退により様々な社会課題が一層顕在化してくることが懸念されます。一方、DXやFintechの進展など金融機関を取り巻く事業環境も変化しています。当社グループは、地域社会やお客さまを取り巻く環境変化を踏まえながら、時代に合った「お客さま本位」を追求・具現化し続け、地域金融機関・リテールバンクとしての責務を全うし、サステナブルな地域経済・社会の構築に貢献します。また、静岡県・神奈川県で想定されている超巨大災害(首都圏直下地震、南海トラフ大地震、富士山噴火等)への備え・防災活動を推進することも、サステナブルな地域経済の構築のために重要な課題と認識して取り組みます。

主要な機会とリスクに関する当社の認識

機会 リスク
  • DX、Fintechによる金融機能改革
  • 地方創生/Society5.0の文脈における、地域金融機関への役割期待の増大
  • 相続・資産形成意識の向上
  • 新型コロナウイルス感染症をきっかけとした首都圏一極集中の緩和
  • 少子高齢化・就労人口減に伴う、地域経済の衰退・持続可能性の低下
  • 中小企業における事業承継問題
  • 若年層の就労機会減少/金融リテラシー低下
  • 超巨大災害の発生による、地域経済の崩壊、地域住民の困窮化