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2014 Apr.2
d for Digital ~今、ここにある未来~ Vol.5

家電も家もスマートに、日々の生活が変わっていく。
「スマート家電・スマートライフ」

最先端のITやガジェットに関する情報を中心に、半歩先行くデジタルの未来をご紹介する「d for Digital」。
第5回のテーマは「スマート家電」です。生活に欠かせないさまざまな「家電」は、インターネットとスマートフォンの力で、さらに便利に、スマートに、私達の生活に彩りを与えてくれます。「スマート家電」の普及によって、私達の生活は今後どう変化していくのでしょう。

家電も家もスマートに、日々の生活が変わっていく。「スマート家電・スマートライフ」

「スマート家電」というけれど?

「スマート家電」というけれど?

少し前まで、「ネット家電」という呼び方をされている電化製品がよく話題になっていました。インターネットにつないで、パソコンで家電を操作できる!とその未来感にみんなワクワクしていたのです。ただ、インターネットの速度もそれほど早くなかったり、あんまりたいしたことができない、といった感もあり、そこまで普及していませんでした。

そんな中で出てきたのが「スマート家電」。「スマート家電」と「ネット家電」の違いは、パソコンで家電をコントロールしていたのが、スマートフォンでの操作に変わった点。また、家電の使い方がおしゃれで「スマート」になってきたため、「スマート家電」と呼ばれている面もあるそうです。

リモコン化するスマートフォン

リモコン化するスマートフォン

家電製品には、テレビやステレオ、冷暖房器具に照明など、リモコンが付属しているものがたくさんあります。みなさんの家にもごちゃごちゃとたくさんのリモコンがあるのではないでしょうか。

複数の機器をスマートフォン1つで操作できれば、リモコンをすっきり整理することができます。これもスマートな暮らし方の1つでしょう。

スマートフォンのアプリをリモコンのように使うおしゃれなデザイン家電といえば『BALMUDA』のヒーターや加湿器があります。これらの機器にはWi-Fiが搭載されていて簡単にインターネットに接続可能。専用アプリからは、機器の状態を見ることや、タイマー設定、電源を切る等の操作ができます。
『BALMUDA』公式サイト:http://www.balmuda.com/uniauto/

コーヒーが大好きという方におすすめなのが蛇口型の『TopBrewer』。 スマートフォンのアプリから操作して飲み物を作るというものです。アプリでは、ミルクや豆の量、サイズ、何カップ分作るか等を指定でき、しかもドリンクは1分足らずで完成。豆を挽いたり、フォームミルクを作ったりする手間もありません。もちろんコーヒー以外の飲み物にも対応しています。自動クリーニング機能もあって便利そうですね。
『TopBrewer』公式サイト:http://www.topbrewer.com/

基本的に各々の家電はそれぞれがアプリを提供しています。でも中には、複数の家電を1つのアプリに集約してコントロールできるものもあります。メーカーが自社ブランドの家電をまとめてコントロールできるものや、ベースとなる機器にさまざまな家電を接続するようなものなどです。

例えば、パナソニックは大手メーカーの強みを活かして、家電にとどまらず、オーディオビジュアル機器、美容・健康機器までもコントロールできる『パナソニックスマートアプリ』を提供しています。
『パナソニックスマートアプリ』公式サイト:http://panasonic.jp/pss/

そして、今年初めに米ラスベガスで開催された世界最大の家電イベント「CES2014」で複数の賞を取っていたのが、『Mother』。こちらは元々持っているものに付属のセンサーを取り付けて使うデバイス。薬にセンサーをつけて、ちゃんと時間通りに飲んだかどうかを記録したり、鞄につけて子供が家に帰ってきたらスマートフォンに通知したりもできます。名前の通り、家族を見守るお母さんのようですね。
『Mother』公式サイト:https://sen.se/store/mother/

もう操作されるだけではない!状況に応じて家電や家が動き出す?

もう操作されるだけではない!状況に応じて家電や家が動き出す?

実は、少し前までエアコンなど電気を使う機器の電源を遠隔で操作することは「電気用品安全法」によって禁じられていました。「人がいないところで電源をいれるのは危険だ」とされていたわけです。この規制が緩和されたのが2013年の5月。そこから「スマート家電」の成長が加速してきました。

「ジオフェンス」という言葉は最近出てくるキーワードの1つ。仮想的な境界線(フェンス)を出入りすると、動作する機能のことです。これを実現するにはスマートフォンの位置情報がカギとなります。スマートフォンを持った人が、ある場所(ここでは自宅を想定)に対して一定の距離内に入ったり、出たりすると、メールを送ったりするような家電を想像してみてください。

フィリップスの『Hue(ヒュー)』という電球がこのジオフェンス機能を実現しています。
例えば忙しい朝、電気を消し忘れて出たとしてもスマートフォンを持っていれば自動で消してくれています。そして夜に仕事が終わって、自宅へ帰って来るとまた自動的に点灯してくれるのです。
『Hue』公式サイト:http://meethue.com/ja-jp/

『tado゜』は温度センサーを使って室温を計測し、暖房をコントロールします。こちらもジオフェンス機能で、自宅を出てから離れるにつれてじわじわと室温を下げたり、自宅に近づくにつれて温度を上げたりすることができます。
『tado゜』公式サイト:http://www.tado.com/de-en/

電灯に加えてエアコンの電源も入っている…こんな空間が待ってくれていたら、家に帰るのが待ち遠しくなってしまいそうですね。

近い将来、冷蔵庫の中身が減ってきたらメールで連絡をくれたり、ネットショップに注文を出す冷蔵庫も夢ではなくなるかもしれません。気圧や天気に反応して洗濯物を表にだしたり屋根の下に移動させたりする物干しも可能になるでしょう。もちろん、ベースとなる指示は人間が出しますが、その後は状況に応じて家電や家が対応するのです。

また、スマート家電を備えた家自体が自家発電機能を持って使用電力の調整を行い、時には自分自身さえも省電力モードに保つようなことができれば、高額な電気代の心配も減り、家電の便利さを電池切れのストレスもなく享受できるような毎日となるでしょう。

そして、それはそんなに遠くない未来のことなのかもしれません。

Information

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文 藤田里香