特集
2012 Dec.20
d-laboロケットニュース24 Vol.10
【チュニジア】白と青の小さな楽園『シディ・ブ・サイド』
国内、海外問わず、おもしろいニュースやネット上での出来事などを独自の切り口で紹介するロケットニュース24。その中からd-laboが独自の視点でセレクトしたニュースをお届けします。
年の瀬も近づいてきましたが、皆さんお休みのご予定はお決まりですか?
今回は、トラベルにスポットを当てたお話です!
ご紹介するのはアフリカの北端に位置するチュニジア、シディ・ブ・サイドというリゾート地。休暇の際は、こんな素敵な場所でバカンスを過ごす予定を立ててみてはいかがでしょうか?
ロケットニュース24 2012年10月19日掲載記事
※掲載データや人物の肩書などはいずれも掲載当時のものです。

「チュニジアンブルー」という色をご存知でしょうか?
青よりは少し明るく、水色よりもやや濃い、ちょうど地中海をあらわしたような色です。
アフリカの北端、地中海に面する小国チュニジア。人口約1000万人のこの国に、日本からも観光客が大勢訪れています。特にリゾート地として知られるシディ・ブ・サイドは人気のスポット。イタリアのローマから飛行機で一時間、首都チュニスから電車で30分、たどり着いた瞬間、誰もが訪れたくなる理由がわかりました。
街のシンボルとされる「カフェ・デ・ナット」は、創業から250年も続いていて、植民地時代には、フランスの有名画家がここを訪れ、気ままに時を過ごしながら、創作活動を行ったそうです。
どこまでも続く白壁と、チュニジアンブルーの窓や柵。陽気な雰囲気をかもしながら、どこか凛とした佇まいは品格さえ感じさせます。有名画家がこの街に意欲を触発されたのも頷けます。「楽園」と呼ぶに相応しい、美しい街シディ・ブ・サイド。
過去の画家たちのように、気ままに筆をとって過ごすという訳には行きませんが、美しい街をただ眺めるだけでもぜい沢といえるでしょう。

シディ・ブ・サイドのシンボル「カフェ・デ・ナット」

チュニジア雑貨の鳥かご。代表的なお土産です


