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2017 Oct.27
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.211

憧れの海外ロングステイ!人気の国や費用は?

憧れの海外ロングステイ!人気の国や費用は?

定年後、海外の気に入った国や地域に住んで、ゆったりとしたセカンドライフを送りたいと思っている人は多いと思います。一般に、仕事でも旅でもなく、いつも生活している場所以外で2週間以上住むことをロングステイと呼んでいます。この記事では、人気のロングステイ先と準備、心構えについて説明していきます。

マレーシアはロングステイ国として不動の人気!

「ロングステイ希望国・地域2016」トップ10

1位 マレーシア
2位 タイ
3位 ハワイ
4位 台湾
5位 フィリピン
6位 オーストラリア
7位 カナダ
8位 シンガポール
9位 インドネシア
10位 ニュージーランド

ロングステイ財団

ロングステイの一般的な定義は「生活の基盤は日本にあり、仕事でも旅でもなくいつも生活している場所以外で2週間以上の余暇を過ごすことを目的に住むこと」です。ただ、あくまで「一般的」であり、ケースによっては「広義の海外移住」と捉える場合もあるようです。

ロングステイに必要な準備や費用は?

ロングステイに必要な準備は「滞在目的と場所を決める」「滞在するために必要なものを用意する」「日本にある家を維持するための手続き」の3つです。

最初の準備は、目的と滞在先を決めることです。語学や技術の習得、体を休めるための休暇などさまざまな理由や夢があるでしょう。その目的を明確にしてから、滞在先を選びます。たとえば、セカンドライフをゆっくり過ごしたいのなら、海や山などがある自然にあふれた場所でロングステイするのも選択肢の1つです。

滞在をするために必要なものは、滞在査証や住む場所などが挙げられます。

原則、海外でロングステイするためには、滞在するための査証(ビザ)が必要です。ビザとは、訪問する国の大使館や領事館などが訪問者の旅券(パスポート)の有効性と入国目的などを審査し、入国を認める表示のことです。

ロングステイに必要なビザの種類や内容、そもそもビザが必要か不要かは国によって異なります。なかには退職者や年金生活者向けのビザを発行している国もありますが、取得には本人の年齢、財産、年金額などの条件が細かく定められています。取得条件は国によって異なっており、内容も違うので、滞在する予定の国の大使館・領事館に問い合わせる必要があります。

たとえば、ロングステイで人気のあるマレーシアの場合、マレーシア・マイ・セカンドホームプログラム(MM2H)という制度があります。ビザの発給料金は500RM(約13,500円)ですが、ビザを発行してもらうために必要な財産が決められています。2017年10月時点では、ビザを取得するための財産証明として、50歳未満は50万RM(約1,350万円)、50歳以上は35万RM(約945万円)があることと毎月1万RM(約27万円)の収入があることを証明する必要があります。また、提出書類の翻訳料などもかかります。(レートは2017年10月現在:1RM=約27円として計算)(マレーシア政府観光局公式サイト

ビザの準備をしながら、アパートメントなどの住む場所を探します。特に海外生活に慣れていない人の場合、快適に過ごすために交通の便がよく、買い物ができる店が近いところを選ぶと満足度が高くなるでしょう。

マレーシアの場合、生活費は夫婦2人で約20万円が必要です。たとえばクアラルンプールで2ベッドルームのコンドミニアムを借りた場合、家賃は最低2,000RM(約54,000円)かかります。屋台の食費が1回500円位、レストランは1,000円位とすると、1人分の食費は1日あたり2,000円(屋台2回とレストラン1回)かかることになり、30日で6万円かかります。物価は日本の3分の1と言われていますが、日本の食材は高く、日本と同じようなものを食べたいと思うと食費は高くなります。このほかに光熱費や交通費などがかかってきます。(マレーシア政府観光局公式サイト

日本にある家を維持する準備ですが、どのくらいの期間、自宅を留守にするのかによって準備の内容は異なります。必要なこととしては、公共料金などを支払う銀行などの口座残高を確認しておくことや、郵便物を転送するサービスに申込むことなどが挙げられます。

また、外務省では、海外へ渡航する人に安全情報の登録を促進しています。特に海外に3か月以上滞在する人は、旅券法第16条により、その地域を管轄する日本大使館または総領事館への在留届の提出が義務付けられています。こちらも万一に備えて登録しておきましょう。

実は、マレーシアがロングステイで人気がある理由として、滞在国側の受け入れ体制が充実している点が挙げられます。長期滞在査証「マレーシア・マイ・セカンドホームプログラム(MM2H)」制度があることや気候、治安がよく、医療水準が高いことなどが評価されているようです。

ロングステイの心構えと
ロングステイプランの作成で考慮するものは?

ロングステイを成功させるために、治安の調査とお金のプランニングは綿密に行ないましょう。

ロングステイは個人行動(もしくは少人数)が基本ですから、事故や事件に巻き込まれたときは自分で解決しなければなりません。治安は、外務省の海外安全ホームページなどで事前に調べることもできます。すでにロングステイしている人や現地に住んでいる人のブログなどを見て、情報を仕入れておくのもいいでしょう。

また、滞在する国の文化を理解することも大切です。国によっては、言葉で表現しない「暗黙のルール」などがあります。これは、その国の文化背景を理解しておかなければ、わからないものです。そのため、日本とは違う文化を積極的かつ前向きに理解して、それを乱さずに生活するのが安全対策をするうえで必要になります。

海外でロングステイをする場合、滞在する国の文化を理解すること、危険な場所には近づかないこと、自分の身は自分で守ることは、心構えとして持っておくことが必要です。

ロングステイで一番重要なのは、お金のプランニングです。プランニングするとき、滞在先の居住費や往復の飛行機代などの固定費、食費のほか、日本の家を守る費用を忘れないようにしましょう。

早めに計画を

住み慣れた土地で老後を過ごすのもいいですが、海外ロングステイを通じて、今までできなかったことを体験したり、異国の文化に触れたりするのもセカンドライフの楽しみだと思います。ロングステイに興味を持ったら、早めに計画して準備しましょう!

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