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2019 Jul.8
SURUGA Cycle Journal Vol.41

牧之原ポタリング
「牧ポタしながら自転車でバターづくりしてみよう! 」

牧之原ポタリング「牧ポタしながら自転車でバターづくりしてみよう!」

「牧ポタ」。
のんびりマイペースに牧之原市のきれいなところを自転車で巡り、6か月間SNSとWebでご紹介していきます。第1回目の今回は、牧之原市在住の「走るイラストレーター」岩本陽子さんにナビゲーターをお願いし、牧之原市役所観光課の水嶋さんにご同行いただきました。

岩本陽子さんは、今年静岡県内で開催されるサイクリングイベント「ツール・ド・ニッポン富士いち」と「ツール・ド・ニッポン伊豆いち」のアンバサダーにもなっているサイクリスト。

岩本陽子さん

今回はご自身の愛車であるロードバイクでナビゲートをしていただきました。一方、水嶋さんはふだんスポーツ自転車には乗られていないため、心強い味方をご用意しました。デイトナポタリングバイクDE01です。デザイン性に優れた小径車ながら、パワフルな電動アシストで急坂も難なくこなします。これでおふたり一緒に、牧之原台地にも上れるでしょう。

牧之原市はやはり大茶園が有名ですが、一方で美しい海岸線を有しており、それぞれが富士山とコラボレーションした、牧之原にしかない景色を見せてくれます。海岸線から牧之原台地へは「いい上り」が続き、ロードバイクで攻めるにもいい地形ですし、今回のように電動アシスト自転車でのポタリングも楽しめます。

それでは、岩本陽子さんのレポートです。

私の暮らす牧之原市は、茶所牧之原台地を背に南北に細長い形。
台地からは駿河湾を望むことができ、茶畑と海の景色の移り変わりを楽しむことができるのが魅力だ。そして相良地区には田沼意次侯の城下町の名残がある。道中には美味しいパン屋さんもあるし、せっかくだから自転車の振動でバターを作ってみよう。口の大きいボトルを用意し、それに生クリームを入れボトルゲージに差し込みいざ実験スタート!

梅雨の合間の晴れ間が見えた日、いざポタリングに出かけた。
出発地点は牧之原市役所相良庁舎。その隣にはかつての相良城をイメージして建てられた「牧之原市史料館」がある。田沼意次侯の肖像画やかつての相良城で使われたとされる調度品などが展示されている。

牧之原市史料館
今年生誕300年を迎える田沼意次侯と一緒に。
今年生誕300年を迎える田沼意次侯と一緒に。

庁舎から歩いていける距離に「仙台河岸」がある。
この堀はかつて相良城の城内と外海を結ぶ船着場で当時は仙石船が横付けできた場所。

仙台河岸

国道150号線をまたげばそこはもう駿河湾。
白い砂浜のビーチが広がる。ここ界隈はあの徳川家康が鷹狩りを楽しんだ場所だそうだ。

白い砂浜のビーチが広がる駿河湾

さらにここ沿岸部は昔、はるか長野県塩尻まで塩を運んだ「塩の道」の起点。今でもその時の技術を残すために塩作り体験館「茶々塩屋敷」がある。

茶々塩屋敷

海岸を後にし、市街地方面に向かうとそこにはレトロなトンネルが。
ここは約70年前に廃止された「静岡鉄道駿遠線」跡に唯一残るトンネル。

「静岡鉄道駿遠線」跡に唯一残るトンネル

国道150号に沿って北上していくと大きな屋根付きの水門が。
これはかつての城下町をイメージして建てられたものだそうだ。
脇にある街灯とともに街の人々のランドマークになっている。

大きな屋根付きの水門

相良橋から静波に向かってペダルを漕ぐと右手に駿河湾が一望できる道が5キロほど続いている。「太田浜海岸」はポタリングにもってこいの場所。
海岸を眺めればSUPをする人の姿、また春先はわかめの収穫の風景を目にすることができローカルな生活風景が垣間見える私のお気に入りの場所。

私のお気に入りの太田浜海岸
私が描いた太田浜海岸のイラスト。
私が描いた太田浜海岸のイラスト。

静波海岸に到着し、「ハイアーグランドキャンピング」さんでランチタイム。アメリカンな雰囲気のお店はなんとトレーラーハウス。

ハイアーグランドキャンピング

テラスで「チーズドッグ」をオーダー。たっぷりのポテトとドリンクがセットでボリューム満点!

チーズドッグセットでボリューム満点

お腹いっぱいになった後、「静波海岸」を散策してみる。公衆トイレに牧之原茶のゆるキャラ「チャーフィン」の壁画がある。これは以前、地元のサーファー達と協力し「お客さんに綺麗で親しみのある海岸を維持したい。」と一緒に手がけたペイントだ。

公衆トイレに牧之原茶のゆるキャラ「チャーフィン」の壁画

美味しいバターにはパンが付きもの。市街地方面にハンドルを向け、木の温もり溢れるパン屋さん「ベーカリー&カフェアッフェル」に立ち寄った。

ベーカリー&カフェアッフェル

ドアを開けると店内はおいしそうなパンの香りがふわっと広がる。迷わず焼きたてのフランスパンを購入し、隣接された石窯の部屋で私が描いたリンゴの壁画と記念撮影。

私が描いたリンゴの壁画と記念撮影

お店の店長さんにもいつもお世話になっています。

お店の店長さんと一緒に撮影

「ベーカリーカフェアッフェル」から坂口谷川沿いに向けて走る。赤い橋梁が目印の「だいだらぼっち広場」からは離着陸の旅客機が間近に見えて大迫力!

だいだらぼっち広場
ヒコーキのポーズ
思わずヒコーキのポーズで私たちも着陸態勢!

「だいだらぼっち広場」から牧之原台地を一度越え、相良方面に進み「さがら子生れ温泉」で小休憩。この近くの遠州七不思議の一つ「子生れ石」に因んで名付けられたそう。そこは切り立った崖から大きいまん丸な石が生まれてくるのがなんとも不思議な場所だ。

「さがら子生れ温泉」で小休憩

そう言えば肝心のバターの様子はどうなっただろうか。「グリンピア牧之原」の施設内にあるフリースペースで様子を見てみる。すると生クリームはボトルの中でもったりし始めていた。勢いよく手で振り白い塊と乳清に攪拌し、スプーンですくいおそるおそる香りを確かめてみる。市販のものよりさっぱりとした香りが鼻をかすめついにバターが完成!

バターが完成

手に入れたフランスパンに自作バターを塗り、用意していた「相良の手造り塩」をまぶし頬張る。塩気と相まってバターの風味が口いっぱいに広がる。
うーん!大満足。

フランスパンに自作バターを塗り、「相良の手造り塩」をまぶし頬張る

自ら作ったバターに舌鼓を打った後、ショッピングコーナーを散策してみよう。中央にあるショーケースに目を惹かれる。お茶屋さんこだわりのお茶をしっかり練り込んだジェラートが、まるで絵の具のパレットのように豊富にケースの中を彩っている。

ショッピングコーナーを散策

バター作りを無事終えた後は「スルガ銀行相良支店」に立ち寄る。この裏手にある牧之原台地へと続く県道69号線はあの「塩の道」の名残らしく私もよく自転車で利用するお気に入りの道。拙著を手にしてスタッフの皆さんと一緒に記念撮影。

スルガ銀行相良支店でスタッフの皆さんと一緒に記念撮影

「牧之原市相良庁舎」へ戻ればなんと静岡牧之原茶マスコットキャラクター「チャーフィン」が出迎えてくれた。
今や牧之原茶のPRで大忙しの彼だが、それに留まることなく今後様々な分野へと羽ばたいていってもらいたいと願う親心。
職員さんも一緒に「ハイチーズ!」

静岡牧之原茶マスコットキャラクター「チャーフィン」が出迎えてくれた

チャーフィン達と楽しい時間を過ごし半ば名残惜しい気分。せっかくなので庁舎駐車場に停められている「相良小学校スクールバス」を眺めにいこう。このバスは市内片浜地区の児童が相良小へ通学するため、導入されるのをきっかけに行なわれたワークショップで児童が描いた絵をバスの側面にラッピングしたものだ。その監修に私も関わらせていただいた。

運転席側は駿河湾でサーフィン、その逆は牧之原台地でサイクリングをテーマに描かれている。児童の絵の中にはもちろんチャーフィンだって登場している。朝夕の時間帯、道路ですれ違う際は思わず手を振りたくなるデザインだ。

相良小学校スクールバス

今日は1日かけて牧之原市をぐるりと周回した。この土地ならではのアップダウンを利用し、バター作り体験を楽しみ、後半は少し天気が崩れがちだったけれど、スルガ銀行スタッフの皆さんや、チャーフィンとも触れ合えて大満足だった。

Information1

牧之原市役所

http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/

Daytona PotteringBike

https://www.potteringbike.jp/

Yoko Iwamoto

https://yokoiwamoto.com/

Information2

グリンピア牧之原

http://www.grinpia.com/

さがら子生れ温泉会館

http://koumareonsen.com/

ハイアー グランド キャンピング

http://www.hgcamping.jp/

ベーカリー&カフェ アッフェル

https://apfel-b.com/

牧之原市史料館

http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/bg/map/ent/3143.html

Information3

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