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2020 Jun.3
SURUGA Cycle Journal Vol.54

自転車でゆるく楽しむ大人の伊豆
Vol.1 三島~修善寺紀行

自転車でゆるく楽しむ大人の伊豆 Vol.1 三島~修善寺紀行

美しい伊豆創造センターさんとの1年間のロングランコラボ企画、「自転車でゆるく楽しむ大人の伊豆」が始まりました。イギリスの名車ともいわれる折りたたみ自転車「BROMPTON」に乗って伊豆をまったりと楽しむ大人サイクリングです。走行距離?獲得標高?気にしません。「美味しいもの、楽しいことこそ正義」というオトナ目線で、季節ごとの伊豆の楽しみ方をのんびりとご紹介していきます。

大人サイクリングの達人たち

まずは今回の関係者からご紹介します。今回撮影のプロデュースをしてくれるのは、浦安の自転車ショップ「街の自転車屋さんbelieve」さんの精鋭メンバー「チームbelieve」。ショップオーナーの山越さん(左から2番目)は「BROMPTONマイスター」です。

続いてナビゲーター陣。この美しくこだわりの詰まったBROMPTONの持ち主は、静岡の自転車ショップ「バイシクルわたなべ」さんのBROMPTONマイスター、武田さんです。三島市出身でもある武田さんですが、今回地元ならではのコース設定もしてくれました。

次は修善寺にあるサイクリストの集まるイタリアン「The Crank」さんのオーナー、木村さんです。1年前に「The Crank」を開店。その料理の美味しさから、今回の撮影日も行列でウェイティングが出るほどの人気ぶりです。

ナビゲーター陣の最後は、美しい伊豆創造センター国内観光担当ディレクターの八木さんです。伊豆半島の隅から隅までを知りつくした、伊豆半島愛がハンパない人です。ちなみに美しい伊豆創造センターとは、「伊豆を一つに」をテーマに観光産業の振興に注力する、伊豆半島にある13市町を中心とした組織です。

春を求めて三島から修善寺へ

今回の出発地点は三島駅。三島駅は新幹線の停車駅ですし、伊豆箱根鉄道が修善寺まで走っています。大人の頑張らないサイクリングには、輪行(りんこう)を取り入れることも必要。伊豆箱根鉄道では、時間帯によってサイクルトレインが運行していて、輪行袋(りんこうぶくろ)が無くても自転車と一緒に乗車できます。頑張らなくても中伊豆や天城方面まで足を延ばせますよ。

今回は三島市出身の武田さんが地元サイクリストならではのコースをエスコートしてくれました。出発前にコースプロフィールをみんなで聞きます。

三島は富士山や箱根の山々を源にした清らかな水が巡る水の都。近隣エリアには湧水ポイントや国の名勝に指定されている「楽寿園」など自然豊かなロケーションが多いですね。

そんな水の豊かな三島を見守る歴史ある社、伊豆国一の宮「三嶋大社」にご挨拶を。三島市は三嶋大社の門前町、東海道五十三次の11番目の宿場町として古くから栄えた歴史ある街です。

定番の「みしまコロッケ」や豊かな自然に育まれた食材たちも楽しめます。

三嶋大社の近くを流れる一級河川「大場川」の河川敷を南下し、合流する「狩野川」を目指します。河川敷には菜の花が春の訪れを告げていました。

また、振り返るとそこには富士山が。見えるはずなのですが残念ながらこの日は雲の中…。10kmほど河川敷を走ったら小休憩にしましょう。

大場川と狩野川の合流地点には道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」が。

函南町丹那にある「酪農王国オラッチェ」すぐそばの「片野牧場」の、厳選された搾りたての生乳で作られたソフトクリームは絶品。濃厚な味わいで思わず笑顔が溢れます。

狩野川沿いに河川敷を進んで行くと、日当たりの良い河川敷につくしがニョキニョキと生えていました。自転車だからこそ季節の便りを敏感に楽しむことができますね。

春のサインを見逃さず、楽しみます。

さあ晴れてきましたよ。

「富士山が見えた~!」真っ白な山肌に登山道がうっすらと。富士山を楽しみながら河川敷を走れるなんて最高です。

桜並木が続く道。ソメイヨシノが満開になると綺麗でしょうね。

途中、話題のサイクリスト向けリゾートホテル「コナステイ伊豆長岡」さんに立ち寄りました。

最新のeBikeやロードバイクのレンタルができたり、自動販売機で自転車パーツや補給食が販売されていたりと、自転車に特化したサービスが充実していてサイクリストに好評です。宿泊施設としては、リーズナブルに泊まれるドミトリー(相部屋)が特に人気です。

また伊豆長岡といえば温泉。コナステイさんはこの一帯の源泉に近い宿のため、フレッシュな温泉を楽しめると温泉通からも太鼓判を押されています。今回は休憩だけでしたが、ゆっくり泊まってみたい素敵なお宿です。

お昼は伊豆長岡にある蕎麦屋「河東(かわとう)」さんへ。ご主人こだわりの十割そばがいただけます。

とくに「十割そばとあげもち辛味大根」はボリューム満点。

美味しいお蕎麦を楽しみながら、自転車で走った疲れを癒します。

しっかり休憩して、元気いっぱいにリスタート。

狩野川沿いにある伊豆の国市の大仁エリアは、国民栄誉賞も受賞したあの有名野球選手が現役時代に自主トレーニングをしていた場所ということで名所になっています。石碑も建っていて、野球ファンにもたまらないエリアといえるでしょう。

さあ、もう少しで修善寺です。

ぐっと坂を上り、修善寺の温泉街に到着。修善寺温泉は空海の時代(西暦807年)から続く伊豆最古の温泉として永く親しまれてきました。

修善寺温泉の中心には、空海の伝説が残る「独鈷の湯(とっこのゆ)」が。空海が川の岩を打ち霊泉を湧出させたと言い伝えられ、修善寺温泉のシンボル的存在です。

そして修善寺の中心を流れる桂川を少し川上に行くと、散策道「竹林の小径」に続きます。

日没後はライトアップされて幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

温泉郷を楽しんだら、伊豆箱根鉄道修善寺駅近くのイタリアン「The Crank」さんでスイーツタイムです。

今回いただいたのは、こだわりの食材を使用した手作りプリン「修善寺プリン」。とても濃厚です。修善寺温泉郷に系列のスイーツ専門店「修善寺プリン工房」が2020年3月にオープンしました。

今日1日を振り返りながらの楽しいひと時。本日の走行距離は30kmちょっと、休憩しながらゆっくり楽しむ素敵な休日になりました。

ゴールの修善寺駅。この後は伊豆箱根鉄道で三島駅まで約40分、電車で帰ります。折りたたみ自転車ならではの機動力で、無理せず行動範囲が広がりますね。

今回の「自転車でゆるく楽しむ大人の伊豆」は三島から修善寺をご紹介しました。季節の風を感じながらマイペースで楽しめる大人サイクリングは、ロケーションの魅力をたくさん発見することができます。

ご紹介した伊豆エリアは、都心から新幹線で1時間ちょっとで訪れることができるアクセスの良いエリア。伊豆の歴史、温泉、美味しいものを是非みなさんもご体感ください。

美しい伊豆創造センター 国内観光担当ディレクター
八木昂一さんから“ヒトコト”

伊豆半島は都心から新幹線を使って1時間、各駅停車でも2時間で温泉あり、自然あり、美食ありと最も身近なリゾート地のひとつといっても差し支えないのではないでしょうか?また年間を通して温暖で山や海が身近にあり、サイクリングはもちろん春は河津桜や鮎釣り、夏は海水浴が楽しめ、秋は紅葉やススキ、冬はいちご狩りなど様々なアクティビティも楽しめます。

是非魅力いっぱいの伊豆半島へお越しください。既に行ったことがあるという方もまた別の季節に訪れてみてください。伊豆半島が四季折々に見せる表情やその変化はその時に来なければ体感できないものです。川端康成の「伊豆序説」においても「伊豆は半島のいたるところに自然の恵みがあり、美しさの変化がある。」と評しています。みなさんを自然の恵みと美しさの変化がある伊豆でお待ちしています。

Information 1

美しい伊豆創造センター(ゆうゆうネット伊豆)

https://izu-trip.com/

The Crank

https://bria-crank.wixsite.com/crank

株式会社バイシクルわたなべ

https://www.bicycle-watanabe.co.jp/

コナステイ伊豆長岡

https://www.konastay.jp/

河東

https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22004202/

Information 2

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