特集
2014 Jan.9
Topic on Dream ～夢に効く、1分間ニュース～ Vol.2
子どもの頃の夢を実現！
液体窒素で作る世界一新鮮なアイスクリームとは？
子どもの頃に抱いていた将来の夢。実現させた方もいれば、まったく別の方法で幸せな生活を送っている方もいるでしょう。今回は「アイスクリームショップをやりたい」という幼少期の夢を、液体窒素でアイスを作るという斬新なアイデアと努力で実現させた『スミッテン・アイスクリーム』について、ご紹介します。
アイスクリーム大好き少女の夢が結実。5年を費やして開発した独自製法とは？
『スミッテン・アイスクリーム』は、米カリフォルニア州サンフランシスコに店を構える、アイスクリーム店。超低温の液体窒素を利用し素材を凍結させることで、注文後、約90秒でアイスクリームを提供するという独自の製法とサービスが世界中で話題となっています。
スタンフォード大学のビジネススクールに通った後、兼ねてからの夢であったアイスクリーム店の開業を決めたというロビン・スー・フィッシャー氏。幼少期は母親から「あなたのお腹には胃が2つあって、その内の1つはアイスクリーム専用ね」とからかわれるほど、アイスクリームが大好きだったそう。CNNの取材に対し、自身を「アイスクリームオタク」と公言する同氏は、開業を決めた後、数人の技術者と一緒に自宅の裏庭でアイスクリームの製造マシンのプロトタイプの制作を開始。5年間もの歳月を費やし、同マシンで特許を取得するに至ったそうです。
同店が提供するアイスクリームの原料となる牛乳は、地元の農場と提携し、最高品質のものだけを厳選しており、防腐剤や乳化剤などの添加物なども一切使用していないとのこと。液体窒素による凍結プロセスは、通常のアイスクリームより小さな氷の結晶を作ることができるため、滑らかな味わいになるのだとか。
『スミッテン・アイスクリーム』は、すでに来年中にサンフランシスコ地域内に新店舗を開店予定。ロビン・スー・フィッシャー氏の夢の結晶ともいえるアイスクリームだけに、もし日本に進出することがあれば、是非食べてみたいものですね！
