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2016 May.20
〈開運〉で夢をつかもう!!d-laboパワースポット女子部 Vol.25

縁起もの“金魚”が、金運を運ぶ?!
5月は、〈代々木八幡宮〉の「金魚まつり」を楽しんで

代々木八幡宮 金魚提灯

「金運だけじゃ物足りない!!」という、欲張り(?!)な女子が「d-laboパワースポット女子部」を結成。大開運を目指して、寺社仏閣や不思議スポットを巡ります。

渋谷区にありながら深い木立の残る、代々木八幡宮。同宮では、毎年5月第4日曜日に「金魚まつり」を開催。なんでも金魚は、金運&開運の縁起ものとか!涼しげな金魚のお守りとともに、「金魚まつり」を紹介します。また、縄文時代の遺跡が残る境内には、太古からの開運パワー(?!)がたっぷり。同宮ならではの見どころも、お楽しみください。

境内には、代々木八幡遺跡が。
縄文時代からの、開運パワーが秘められている?!

代々木八幡宮 鳥居

代々木八幡宮までは、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」・小田急線「代々木八幡駅」から、それぞれ徒歩5~6分ほど。ビルの建ち並ぶ山手通りに面した、小高い場所に鎮座しています。

創建は、1212年の鎌倉時代。鶴岡八幡宮の分霊を祀ったのが、はじまりとされています。主祭神は、“八幡さま”こと応神天皇。厄除開運のほか、商売繁盛、交通安全、家内安全…など、幅広いご神徳を持つ神として、あがめられているそうです。

代々木八幡宮 境内代々木八幡宮 境内

石段を上ると、境内に到着しました。ここの標高は、約32メートル、同宮によれば、渋谷区では一番、都内でもかなり高い丘にあるとか。

約3,700坪ある敷地には、スダジイ、クスノキ、ケヤキ、イチョウ…とさまざまな木々がうっそうと茂っています。なんと、約130種もの植物が生息しているのだそうです。その理由は、縄文時代からの自然林だから。現在は多少人の手が加わっているものの、自然が生んだ生態系だからこそ、多様な植物が見られる、というわけです。

代々木八幡宮 縄文時代の竪穴住居代々木八幡宮 土器などの出土品

境内には、こんなものも…。実は、同宮は代々木八幡遺跡でもあるのです。画像は、縄文時代の竪穴住居を再現したものと、土器などの出土品。当時この一体にはカシやナラの木が生い茂り、湧き水があったため、、シカやイノシシなどが棲んでいたとか。狩猟・採集で生活を送っていた人々にとって、食料に困らず、小高く見晴らしのよいこの場所は、住み心地上々の場所だったのです。

言い換えると、縄文時代の高級住宅街?!ならば、豊かに暮らすためのパワーが、今も充満しているかも…。金運UPの期待が高まります。

口コミで噂の末社・出世稲荷で仕事運・金運UPを祈願

代々木八幡宮 拝殿代々木八幡宮 金運守

まずは拝殿で八幡さまに商売繁盛をお祈りし、「金運守」をゲット。次に向かうは、末社の出世稲荷です。

代々木八幡宮 出世稲荷代々木八幡宮 狐の石像

出世稲荷は、仕事運や金運アップに◎と口コミで噂のスポット。社(やしろ)の周囲には、顔や耳が欠け、大きさもまちまちな狐の石像が置かれていました。これらは戦前に、この街のあちこちで祀られていたもの。戦後、戦火で被害を受けたお稲荷さんを祖末にしたくないと、地元の方々が、境内に運んできたのだそうです。それらがやがて、現在の社、出世稲荷となったとか。

人々の信仰心と優しい心が生んだ神社と時代の荒波を生き抜いてきた狐たちは、きっと日々を懸命に生きる者の味方になってくれるはず…!ということで、ここでもしっかり「仕事がうまくいきますように…!」と願ってきました。

金運にgoodな「金魚まつり」、2016年は5月22日。
境内では、ハンドメイド作家のマーケットも

代々木八幡宮 金魚まつりの様子代々木八幡宮 金魚まつりの様子

金運アップを目指すなら、なにより見逃せないのは、5月の「金魚まつり」。このお祭りがスタートしたのは、昭和初期。人々の生活が豊かになり、植木を育てたり金魚を飼うことが、ライフスタイルとして流行した時代のことです。

4~5月に行なわれる都内の大きな祭といえば、府中市の大國魂神社の「くらやみ祭」。むかし、この祭に店を出していた露天商たちは、都内への帰り道にある代々木八幡宮に立ち寄り、残った品々を販売したとのこと。昭和初期には、金魚を売る商人も大勢いたことでしょう。それがいつしか、「金魚まつり」となったわけです。

今年の金魚まつりは、5月22日。地元の人々がつくった金魚の山車が出て、子どもたちは大張り切り。また境内には、大人も楽しめるハンドメイド作家のマーケットが設けられる予定。アクセサリーや手芸品、ポストカードなどのほか、手作りの金魚グッズも売られるそうです。

代々木八幡宮 金魚提灯代々木八幡宮 金魚提灯

神社が用意した、金魚をモチーフにしたお守りもたくさん揃います。上は、風にゆらゆらと揺れる「金魚提灯」。なんでも金魚は、清らかな水に棲む“金”の魚であることから、すべてを浄化してくれる縁起ものとされているとか。金運&開運アップを目指す人にぴったりです。

代々木八幡宮 金魚のお守り代々木八幡宮 金魚のお守り
代々木八幡宮 金魚のお守り代々木八幡宮 金魚のお守り

根付け型のお守りは、色違い・型違い含めて、10種類以上。ガラス玉のなかに泳ぐ金魚や、小指の爪ほどの小さなガラス細工など、どれも目移りしてしまう可愛らしさです。

これらのお守りは、毎年「金魚まつり」間近から授与していただくことができますが、夏には在庫がなくなってしまうものも。お気に入りを見つけたい人は、早めに求めるのが吉です。

木々や猫たちのリフレッシュパワー満載の境内や、
大賑わいの9月の大祭も、見逃さないで

代々木八幡宮 スクラッチ代々木八幡宮 鳩みくじと鳩守

お参り&お守りゲットを終えたら、いよいよ毎回恒例の運試し。最初にスクラッチを削ると、5枚ともハズレと、少々残念な結果に。

続いては、おみくじです。こちらには、小さな「鳩守」がついていました、鳩は、八幡さまのお使いとされている鳥。7色の「鳩守」があり、イエローは、金運招来・福徳円満を願ったものだそう。おみくじの結果は吉で、「仕事を入れ込み過ぎて偏ると、折角の運気がしぼんでしまう」とのメッセージが記されていました。

ちなみに、おみくじの下に敷いた手ぬぐいは、代々木八幡宮のオリジナル。金魚の絵柄が、なんとも涼しげです。気ままに泳ぎ回る金魚のように、あくせくせずに仕事をしてみると、金運アップにつながるのかも…?!ということで、境内を再度散策、リフレッシュしてから帰ることにしました。

代々木八幡宮 御神木の楠の木代々木八幡宮 猫

境内には、我々のほかにも、御神木の楠の木に触れてパワーをもらう人、林のなかのベンチで休憩する人など、思い思いに過ごす参拝者の姿が。さらに、あちこちで複数の猫たちが散歩している様子も、見られました。これからの季節は、虫除け対策をしたうえで訪れると、よりのんびり&快適に参拝を楽しめそうです。

代々木八幡宮 9月22・23日の大祭の様子代々木八幡宮 9月22・23日の大祭の様子

さて、今回は金運アップ&「金魚まつり」をメインでお伝えしましたが、同宮は、9月22・23日の大祭も見どころ。境内に200件ほどの露店が立ち並び、両日ともに神輿が担がれるとか。祭好きの方は、こちらもチェックしてみてください!