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2017 May.22
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.184

ファティマ モロッコ・大原真樹が語る
“可愛い異国情緒”に触れるモロッコの旅

モロッコの街並

バブーシュ、タッセル、カゴバッグ、アルガンオイル、ダマスクローズ、イスラム建築、タジン鍋、タイルモザイク(ゼリージュ)…。

世界中の女性の心を捉える、さまざまなモノと文化を持つ国、モロッコ。とくに2017年春夏は、“モロッカンテイスト”がレディースファッショントレンドのひとつ!

そんな大注目のモロッコに、17年間で80回以上(!)渡航しているファティマ モロッコの代表・大原真樹さんにお話を伺いました。“可愛い異国情緒”を求め、モロッコで訪れたい都市&触れたい文化とは…?

イスラム文化+エスプリ。
さまざまな文化が融合した魅力

大原さん「ファティマ モロッコ」店内
南青山にある「ファティマ モロッコ」の店内にて。
同ブランドは、モロッコの伝統雑貨にいち早く目をつけた大原さんが、2006年に立ちあげ。

アパレルのバイヤー・スタイリストなどの職を経て、「ファティマ モロッコ」を立ちあげた大原さん。モロッコとの出会いは、バブーシュやカゴバッグなどの伝統工芸品がきっかけ。「こんなにも可愛らしいものがあるなんて、どんな国なんだろう…!」と興味を持ったと言います。

「ファティマ モロッコ」のアイテム「ファティマ モロッコ」のアイテム
「ファティマ モロッコ」のカラフルなアイテム。
伝統工芸品をベースに、日本のファッションに合わせてアレンジ。
自社のアトリエにて現地の職人を雇用し製作、販売を行なっている。

「モロッコ伝統工芸品の魅力のルーツは、文化の融合にあります」と大原さん。モロッコは北アフリカ北西部大陸にある、かつてフランス領だった国。地中海の向こう側にはスペインがあり、イタリアも比較的近くに位置します。そんなわけで、イスラム文化をベースにしつつ、さまざまな文化の影響を受けているわけです。

「エスニックにほどよくエスプリが効いていて、それが女心を刺激する。フランス人が冬でもファッションに取り入れているカゴバッグは、モロッコのものなんですよ」

ミントティー
モロッコの国民的飲料であるミントティーは、中国緑茶にモロッコのミントを合わせたもの。
可愛い食器にも注目を。

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鮮やかな色彩が、街に溢れる!
絶対ハズせない都市は、シャウエン

シャウエンシャウエン
“青い街”として知られるシャウエンは、
大原さん曰く「“可愛い街”が見たいなら、まずはココ!」。

ちなみに、大原さんがモロッコ初訪問の際に感動したのは、色が溢れていること。

「空と海は日本よりも遥かに青く、サハラ砂漠の砂はゴールドに輝いています。湿度の関係だと思うのですが、日本と向こうでは、同じものを見ても鮮やかさが違うんです。

もちろん、工芸品や建物も色とりどり!街により色合いが異なるので、さまざまな街を訪れる楽しさもありますよ」

サハラ砂漠
大原さんが1年に1度は訪れる、サハラ砂漠。
「街も自然も、さりげなく撮影しただけで絵になる」そう。

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「ファティマ モロッコ」に心ひかれるなら
フェズ&マラケシュへ!

モロッコには、9か所の世界文化遺産があります。そのうち2つを持つ都市、フェズとマラケシュは「どの街も楽しいけれど、『ファティマ モロッコ』からイメージされる“可愛いモロッコ”を堪能したいなら、この2都市」とか。

フェズのメディナ タンネリ(なめし革職人街)ネジャーリン広場
フェズのメディナにあるタンネリ(なめし革職人街)と、
ゼリージュと呼ばれるタイルモザイクが可愛い、ネジャーリン広場。
ネジャーリンとは大工の意で、周辺には家具店などが多い。

フェズは、モロッコ北部に位置し、古くからイスラム王朝の都として栄えた街です。城壁に囲まれ細い道が入り組んだメディナ(旧市街)は、世界屈指の“迷宮都市”として有名。近代的な建物はほとんどなく、中世そのままのイスラム都市を今に伝えています。

「フェズは、日本で言う京都」と大原さん。昔ながらの職人たちが、トラディショナルなものづくりをしているそう。工芸品に身近に触れることができます。

フェズのメディナ タンネリ(なめし革職人街)ネジャーリン広場
イブ・サンローランも愛したマジョレル庭園は、
マジョレル・ブルー×緑など、色のコントラストが美しい。
は、アフリカ最大級の市場、ジャマエルフナ広場。

一方、マラケシュは“南方の真珠”と呼ばれるほど美しい都市。「フェズが京都なら、こちらは大阪のような賑わいのある街」とか。明るく楽しいムードのモロッコに出会うことができます。庭園や宮殿などのほか、土産物をゲットするのに最適な広場も!

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地平線・水平線へのサンセット&
楽天的なムードで“異世界”を堪能して

フェズのメディナ タンネリ(なめし革職人街)ネジャーリン広場
は、マラケシュ最大のモスク、クトゥビーヤ・モスクと夕日。
は、大原さんがブルーマンダデスという街で撮影した夕日。

そしてモロッコのどこにいても、大原さんが「必ず見て欲しい」と語るのがサンセット。

「日本は日出ずる国なんて言いますが、北アフリカの最西端にあるモロッコは、日が沈む国。高層ビルがないので、ちょっと高い建物のベランダなどに出ると、その様子が見渡せるんです。街でも砂漠でも海辺でも…。どこで見た夕日も、圧倒されるほど美しかったですね」

家畜のロバアルガンツリーに登るヤギたち
モロッコでは、家畜のロバを見かけることも。
とくに細い道ばかりのメディナでは、車代わりとなっている。
は大原さんが出会った、アルガンツリーに登るヤギたち。

またモロッコは、タイムスリップしたかのような数々の古都とともに、穏やかで楽天的なムードも魅力。

「モロッコの人々は、明るく穏やか。そして、ときにしつこいほどにフレンドリー(笑)。時刻ではなく、朝・昼・夕方・夜という枠組みで待ちあわせをするほど、時間にもゆるやかです。

彼らと交流すると、『インシャーラー』という返事を必ず聞くと思いますよ。『今夜ごはん食べない?』『タクシーで迎えに来て』『仕事の納期は…』、どの問いかけにも『インシャーラー』って返事をするんです(笑)。

『インシャーラー』は、直訳すると“神のみぞ知る”という意味。『なにごとも自分の意志でなく、神が決めること』という考え方なんです。たとえば、本当はイヤな相手に食事に誘われたら、とりあえずは『インシャーラー』と返事をすればいいわけ(笑)」

「仕事ではハラハラすることが多々あった」と笑う大原さん。しかしそんな日常とは異なる時間軸&ムードこそが、モロッコ旅の醍醐味!訪れればきっと、“可愛い”が溢れる街とともに、モロッコならではの空気感が、心をときほぐしてくれることでしょう。

※実際に海外へ渡航される際には、外務省の提供する海外安全ホームページで、渡航先の国や地域の最新の海外安全情報を確認してください。

Information

ファティマ モロッコ
「ファティマ モロッコ」のアイテム

モロッコの魅力が詰まった雑貨がそろう「ファティマ モロッコ」、モロッコ美容を堪能できるコスメや雑貨がそろう「ルール ド ファティマ」を展開。南青山のアトリエ兼フラッグシップショップでは、大原さんがモロッコで買い付けたアイテムも展開中。

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